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熊本、球磨川の氾濫。地元住民「もし(川辺川)ダムがあったら…」 熊本県知事と民主党政権と反対運動が建設中止にした川辺川ダム




 停滞する梅雨前線の影響で九州で猛烈な雨が降り、気象庁は4日午前4時50分、熊本県と鹿児島県(奄美を除く)で初めてとなる「大雨特別警報」を発表した。大雨・洪水警戒レベルで最も危険度が高い「レベル5」に相当し、計10市町村が避難指示を出した。熊本県南部の球磨(くま)村の渡(わたり)地区などでは、最上川や富士川と並ぶ日本三大急流の1つ、球磨川が氾濫した。

気象庁は熊本、宮崎、鹿児島の広い範囲に土砂災害警戒情報を発表。九州新幹線は熊本-鹿児島中央の上下線で始発から運転を見合わせた。

気象庁のレーダー観測では、熊本県を中心に「線状降水帯」と呼ばれる、太い帯状の強い降水域が確認された。

同県天草市では1時間に98ミリの猛烈な雨を記録し、観測史上1位の記録を更新した。同県水俣市では24時間降水量が500ミリを超えた。各地で土砂崩れや道路の冠水が発生した。

地元関係者によると、球磨川が氾濫した渡地区は周辺から降水が流入しやすい盆地状だ。

国は球磨川水系の洪水防止のため、九州最大級の「川辺川ダム」の建設を目指していたが、反対運動の広がりを受け、2008年に蒲島郁夫知事が建設反対を表明、09年に民主党政権が計画中止の方針を示した。地元からは「もしダムがあったら…」との声も漏れる。

前線は5日にかけて西日本から東日本に停滞するほか、東シナ海にも低気圧があり、引き続き西日本を中心に、広い範囲で大雨に見舞われる恐れがある。

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200704/dom2007040006-n1.html





その他の意見
蒲島知事の川辺川ダム計画中止時の会見↓。当時知事選の候補者はみな計画反対であったようで、熊本県の「洪水と共生する」という政治決断は民主的に決まったと言ってもいいと思う。
その結果としての今を見て熊本県民がどう判断するかはまた別問題だが。
球磨川氾濫は川辺川ダムが建設されていれば防げた。少なくとも被害はずっと軽減できた
川辺川ダム計画を潰したのは表面的には民主党なり蒲島知事だが、その裏にある熊本県民の漠然とした「ダム反対」の民意が大きかったんだと思うぞ。
そういう民意がどのように形成されたのかは考える価値があると思うが多分「脱ダム宣言」あたりが源流と思うぞ。
そうでしたか。前原国交大臣の時は八ッ場ダムのことだけが話題になったような記憶がありましたが、熊本の川辺川ダムもそうだったんですね。民主党政権の「コンクリートより人」という空虚なスローガンがいまだに人間を苦しめているんですね。
熊本県民です。あの辺りは昔から水害が多く崖も多くあり道幅も狭く辺鄙な場所もあり問題箇所を抱えていました。川辺川ダムが建設されていればと悔やまれてなりません。
2008年に熊本県が白紙撤回。
そして最悪の旧民主党政権。








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