【香港国家安全法】「犯罪人引き渡し条約」締結国で中国批判すれば日本人も危険

　中国が施行した「香港国家安全維持法」は、どのような危険性があるものなのか。そして日本人にも影響はあるのか。

そもそも、６月３０日の法施行日まで、香港市民は、法律の内容を十分知らされていなかった。その事実だけで、とんでもない法律であることは推測できる。

中略

そこで、香港国家安全法の和文訳を確かめたところ、「香港特別行政区の永住権を有しない者が、香港以外の場所で本法律に規定する罪を犯した場合、本法律が適用される」（３８条）と、「域外適用」が規定されていた。

ここまでくると、おかしさを通り越し、中国は世界の国のみならず全宇宙をも支配しているのかと疑ってしまう。

「属地主義」だと、香港において外国人が罪を犯しても捕まってしまうのは理解できる。しかし、「域外適用」であれば、石平氏が話したように、外国人でも、フランスで「香港独立」と言ったら捕まってしまい、中国とフランスの犯罪人引き渡し条約で中国に連れて行かれてしまう恐れがある。

中国の香港政策については、日本や英国、フランス、ドイツなど２７カ国が６月３０日の国連人権理事会の会合で「強い懸念」を示す共同声明を発表した。一方、パキスタン、エジプト、ミャンマーなど５３カ国は中国に賛意を示したと中国メディアは報道した。もっとも、この域外適用を認めるなら、もはや主権国家を捨てて、中国の属国になったにも等しい。中国に賛意を示した国はその点を認識しているのだろうか。

これほどひどい域外適用なので、中国と犯罪人引き渡し条約を締結している国は、これからの対応が大変になるだろう。民主主義先進国では、フランス、スペイン、イタリア、韓国が中国と同条約を結んでいるが、どうなるだろうか。石平氏の話が冗談ではなくなってくるのだ。

実際、カナダは「香港との犯罪人引き渡し条約」を停止した。日本人でも、中国と同条約を締結している国に旅行しているとき、うかつに中国共産党批判をしたら逮捕となりかねないのだ。

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200710/dom2007100003-n1.html

ネットの反応

朝日新聞、NHKの記者は良いな、大歓迎されること間違いなし。

人の生き方は、自己責任です。中国で捕まると
まず血液検査・DNA検査、健康な肉体ですと、
危ない。一つ二つは採られる覚悟いりますよ。

ぬるま湯の日本での政権批判が世界中で通用すると考える日本人だと中国政府にとっ掴める可能性が有る。その時は「あれだけ非難批判していた」安倍政権に泣きついて、命乞いをするのであろうと思われる。何人も日本人が香港とか中国本土で捕まって、牢獄行きになれば良いと思う。それでやっと世界標準の安全保障の感覚が国民の身に着くと思う。日本の周りの極東アジア近辺では人権よりも国家主権の方が重要であると考える国ばかり。それにシンガポールもタイもべトナムもミャンマーも殆ど独裁政権なんだと認識すべきである。シンガポールなんかチャンギと言う処には刑務所が有って、今でも拷問装置が置いてある。

元々中国には法治主義という概念は無い。中国は気に入らない者、自分達にとって都合の悪い者は適当な罪状をデッチ上げて好き勝手に逮捕、拘束する。それは何も自国民である中国人に限らない。現に中国では多くの日本人や欧米人がスパイ容疑で不当に逮捕され投獄されている。しかも、中国は中国国内（香港を含む）以外でも中国に批判的な者を犯罪者扱いして中国に引き渡すように要求している。中国は正に現実のディストピアだ。

大手マスコミは、中国や韓国の重大な問題を取り上げない。
なんでだ？

中国に行ってはいけない。香港もマカオも含めて。仕事でも行ってはいけない。拉致されるから。

この論理だと、日本では御法度の人権侵害を犯したか加担した中国人は日本に寄った時にしょっ引けるってことか。日本の刑務所一杯になっちまいそうだ。(笑）

　日本人にも影響はあるのか。　有るに決まっているだろうが。　日本国内での発言も対象になるし、かの国の訳の分からない理不尽な理由で拘束されるんだから。　の本政府は、何故、香港への渡航を禁止しないのだ。　何時も後手後手で、好き勝手にやられている。　日本人が、拘束されてから何時もの憂慮・遺憾・強く抗議のパターンか。

　日本でも、お先棒を担いで｢奴が中国のことを悪く言ってましたよ！｣とご注進する｢中共批判ポリス｣がゴロゴロ出そうだな。
二階とか辻元とか蓮舫とかＷ朝日とかＴＢＳとか。

日本政府は、香港及び中共が「犯罪人引き渡し条約」を締結している国名・機関を早急に知らしむべきである。ならねば日本人を故意に中共に引き渡したことと同義だ。