川勝平太・静岡県知事「習近平先生が大変喜んでくださいました!」と大感激の過去!一方、自民党県議団には「ヤクザの集団」「ごろつき」と表現…どう見ても中国共産党がヤクザの集団では??
習近平「先生」と名付ける人物は、政治家ではほとんどいないだろう。
二階幹事長や石破氏ですらやっていない。
だが、静岡県の川勝知事は、「習近平先生が大変喜んでくださいました」と感激の念をあらわにしていたのである。一方、川勝知事は、自民党県議団に対しては「ヤクザ集団」「ごろつき」などと暴言を吐いて謝罪に追い込まれている。
これが普通の県知事と言えるだろうか?どうみても中国共産党の方が「ごろつき」に近いと思うのだが。
川勝平太・静岡県知事「習近平先生が大変喜んでくださいました!」と大感激の過去!
2012年、静岡県知事の川勝平太氏は、中国共産党機関紙「人民日報」の姉妹誌の取材に応じ、当時、国家主席就任直前であった、習近平氏との熱き絆を語った。
2010年の上海万博には、県民の千分の一、富士山の標高と同じ3776人で行く計画を立てました。
浙江省の書記をされたことのある習近平先生にそれをお話しましたら、大変喜んでくださいました。
引用元 静岡県の川勝平太知事インタビュー
上海万博に大協力したいと、上海の南の浙江省の支配者である書記を務めた習近平に申し出た川勝知事。なんと上海万博に3776人を送り込む計画だというのである。
これに対し習近平は感謝したそうだが、川勝知事によれば「習近平先生にそれをお話しましたら、大変喜んでくださいました」というのである。
当時、すでに習近平は、前年の「2009年ウイグル騒乱」での虐殺行為の責任者として有名であった。(参考) まさにウイグルのラインハルト・ハイドリッヒというわけだ。
中国当局の発表でさえ、死者197名、負傷者1721名という大被害の状況は告知されており、亡命ウイグル人組織である世界ウイグル会議の発表では、最大3000人が虐殺されたとしている。(参考)
そんなウイグルのラインハルト・ハイドリッヒである習近平に対し、川勝知事によれば「習近平先生にそれをお話しましたら、大変喜んでくださいました」というのである。
勿論、中国語での「先生」は、高級知識人に対する尊称、単なる敬称(さん付け)の2パターンがあるが、度を越した諂いとの批判は避けられないだろう。
少なくとも、習近平に対し、「習近平先生」と「くださいました」と日本語で発する政治家は、川勝知事くらいだろう。
そして、川勝知事は、公約の3776人を超える6000人を上海万博に送り込んだのである。しかも、この中に含まれる公務員の派遣交流予算からの拠出であり、原資は税金だ。おまけに一部の職員の個人パスポート取得費用まで税金でやったのだ。(参考)
私自身もその年だけで4回、中国へ行きました。終わってみると、静岡県から6000人以上が上海万博や浙江省を訪れたのです。
引用元 静岡県の川勝平太知事インタビュー
ご本人も公費で4回も出張あそばされたというのであるから凄い。徳川幕府の参勤交代もびっくりだろう。
川勝知事、自民党県議団には「ヤクザの集団」「ごろつき」と表現…どう見ても中国共産党がやくざ集団では??
一方、川勝知事は、自民党県議団には侮辱的な表現を行っている。
「ヤクザの集団」「ゴロツキ」「反対する人がいたら、県議会議員の資格はない」――。
静岡県の川勝平太知事の“口撃”は止まらない。
川勝知事は12月19日、JR東静岡駅前に計画している図書館などが整備される予定のいわゆるハコモノ施設「文化力の拠点」について、来年度予算を認めない県議会の自民党系の最大会派「自民改革会議」を、こう侮辱した。
翌20日、川勝知事は、自民党県議団の控室に出向いて、「あの発言は、私が言ってもいないことをマスコミが書いた」と責任転嫁。これには地元マスコミからも反発を受けて、24日の知事定例会見は荒れ、「発言は撤回しない」と発言の事実を認めた。
ところが、25日には一転して自らの発言の非を認め、「衷心より恥じており、猛省をしています」と謝罪会見をした。先月「嘘(うそ)つきは泥棒の始まり」と三重県知事に暴言を吐いた川勝知事だが、見事にブーメランが知事自身に直撃した格好だ。
笑うしかない展開だが、問題は、ウイグル人などを大量虐殺の習近平は「習近平先生が喜んでくださいました」なのに、ハコモノに反対した県議会議員には、「ごろつき」「ヤクザの集団」という川勝知事の感覚である。
そもそも、中国共産党こそ、毛沢東や林彪をはじめ、ごろつきやヤクザの集団としか思えない。現在も言論弾圧や内部闘争が激しく、民族浄化を行っている中国共産党こそが、ヤクザの集団であろう。
川勝知事は、2020年現在、どのように習近平を評価しているのか、率直に語っていただきたい。