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イラク活動日報が面白いと話題、過酷な現地の活動の中でも明るく生活する日常を綴った日誌に共感「自衛隊との距離が縮まった」

防衛省がこれまで「存在しない」とされてきた自衛隊のイラク派遣時の活動日報が16日に公表されました。
その内容は約1万5千ページにわたり記されていて、中には過酷な現地の内容が綴られたものもありましたが、目を引いたのは非常にホッコリとしたと言いますかほのぼのとした日常が記されているものがあり、ネットでも「面白い」と話題になっています。
日報の全文はこちら朝日新聞デジタルの特集でご覧になれます。

陸自イラク「日報」 防衛省が公表した全文書

 

・陸空自衛官の階級章を認識できる者はほとんどいない。親しく言葉を交わしている相手が、急に「ところで階級は何?」と聞く。「中佐」と答えると「ギョッ」としたような顔をして突然言葉を改め始める。「気にするな」と言うと本当に全く気にしないやつもいれば、「そんなわけには…」と挨拶に「敬礼」が加わる。
これは俗にいう「あるある」ですね、慌てる兵士の姿が目に浮かぶようです。日本の自衛官が海外にも同等とみられている様子がうかがえますね。

・初めて接する他国の挨拶の風習の中で、最近対応に困っているのが「ウインク」である。きれいな金髪の女性が「ウインク」してくれれば、うれしいのだが、残念ながらウインクするのは、額の面積が通常より広いオヤジか、ヒゲヅラのオッサンばかり…。オッサンが相互にウインクする光景の中に自分がいることが許せないから、私がウインクしたことは一度もない。
親父同士のウインクってチョット微妙な雰囲気ですね(笑)、世界にはいろんな風習があるんだなって思いました。私がそこにいたらウインクするのかな?きっと笑ってしまうかもしれませんね(笑)

今日は文化の日…何するの?
・今朝、コアリッション事務所に行くと、モンゴル大佐、MND(SE)担当(米海兵大尉)が「おめでとう」という。「?…、何かあった?」と聞くと、「日本では、今日は文化の日でしょ!だからおめでとう」、「文化の日ってなにするの?」と二人が交互に言う。
・言われて初めて気が付いて、「どうも…」とお礼を言いつつ、(文化の日って、何かしたっけ?…としばし黙考)
・「寿司とお酒でお祝い?」と聞く彼らに「別に何もしないけど…」といいつつ、祝祭日は家で寝てるだけの自分の生活を反省……それにしても、彼らはなんで知っているのか不思議でならない。

文化の日って何の日?って言われると答えられる日本人は少ないでしょう。私もあらためて聞かれたら答えられません。ですのでちょっと調べました。
文化の日(ぶんかのひ)は、日本の国民の祝日の一つである。日付は11月3日。明治天皇の誕生日にあたり、明治期に天長節、昭和初期に明治節として祝日となっていた日である。文化の日 – Wikipedia
国民の祝日の一つ。 11月3日。「国民の祝日に関する法律」 (昭和 23年法律 178号) を制定するにあたり,1946年 11月3日の日本国憲法公布の日を記念して「文化の日」と定め,47年5月3日の同憲法施行の日を「憲法記念日」と定めた。 11月3日は世界で初めて戦争放棄を憲法で宣言した重大な日であり,「自由と平和を愛し,文化をすすめる日」とした。この趣旨のもとに,芸術祭や,文化勲章の授与,文化功労者の表彰などが行われている。
覚えておきたいですね。海外ではこういった祝日は特別の日として祝うと思うのですが、多くの日本人は単なる休日として過ごしてしまいがちなのでしょうね。私もこれを機に祝日の意味を気持ちだけでも感じつつ暮らしたいと思いました。
海外の彼らが文化の日を知っていたのは、依然聞いたことがあったのか、それとも日本に対しコミュニケーションのために調べたのでしょうか?なんにせよ関心が高い事が伺えますね。

非武装地帯とはいえ戦地に赴き、海外の兵士はまさに命のやり取りお行う中、こういったやり取りは非常に微笑ましく、素の彼らは世間の若者たちと何ら変わりない無邪気な青年たちだなという感想でありました。
むしろ、いつ緊張が高まるかわからない現地で、たいした娯楽もなく日本で何の危険も感じる事のなく生活している若者たちと比べると、逞しささえ感じました。

こういった日常を共に過ごしてきたからこその絆でしょうか、昨今では失われがちな熱い友情の一端を垣間見れる日報の内容ですね。これだけでも映画やドラマのワンシーンに出てきそうなものでありますね。
日米同盟もこういった現地の熱い友情が支えとなっているのでしょう。

五寸釘は凄いですね、意味があるのかと言えば普段ではないでしょう、武道の凄さを知っている我々日本人でもにわかには信じがたいものがありますが、もし多国籍軍の前で披露したら一目どころではなく尊敬の眼差しで絶賛されるでしょうね。

シャワーの件は大変な現地での生活を、そう思わせないクスッと笑ってしまう内容で表現してあります。こういった若者たちがもののありがたみを理解して日誌に記すことにより、これを見る別の若者が感じてくれたら幸いだと思いました。

この坊主ネタは話題になっています。

他にも

バグダッド日誌(06年1月21日) イラク軍兵士に囲まれて

イラク軍兵士と初めて会った時は少し怖かった。30~40名が駐車場にたむろしている。私が歩いて通りかかると、みんなこっちをにらむ。にらみ合いが続いた後、沈黙に耐えかねて「アッサラーム・アレイコム」と挨拶してみた。彼らが一斉に「ヤパーニ(日本人)、グッド」「サマーワ」等々と言いながら私を取り囲んだ。恐怖を感じたが、彼らは一様に日本人と会ったことを喜んでいるように感じた。

バグダッド日誌(06年6月2日) 素麺24人分を5人で

連日50度を超える日が続いている。毎日米軍仕様の食事を食堂で楽しんでいるが、この暑さでステーキ、フライドチキン、ハンバーガーではさすがに皆もグロッキー気味だ。そこで先日、業務支援隊長に持ってきて頂いたつゆを使い冷や素麺を楽しんだ。素麺は4次隊が残してくれた最高級の「揖保乃糸」、食堂からたくさんの水を調達して冷たい喉ごしを心ゆくまで味わった。5人で24人前を一気に平らげ、食後は身動きがとれないほどだった。

バグダッド日誌(06年6月21日) 「バーコードだ!」

昨日食堂で日系の米陸軍大佐■(※墨塗り)が話しかけてきた。ロサンゼルス五輪で柔道65キロ以下級の米国代表で出場したそうだ。北部方面総監部で米軍連絡官を勤めた経験があり、素晴らしい柔道家と飲み仲間で、師団長になっているはずだから思いつく名前を言ってみてくれという。「頭はバーコードだ!」(本人コメントのまま)、すかさず「■先輩」(すみません)と答えると、「その通りだ!」と言う。

このような内容のものもありました。

今回取り上げたものは微笑ましいものでありますが、冒頭でも申したように過酷な内容のものもや現地での状況を克明に記した資料もあります。

しかし、そんな中でも明るさを忘れず日常を綴る彼らにネットやSNSでも多くの意見が上がっています。

このように、多くの人が「自衛隊との距離が縮まった」「面白い」など好感の持てる意見を投稿していました。
隠蔽体質がどうのこうの言われていますが、現地にいる彼らは一生懸命逞しく活動しています。
防衛省と自衛隊の一連の騒動で自衛隊そのものの存在が危ぶまれていましたが、今回の日報の公表でこの内容を目にした多くの人達が肯定派となりえる可能性は大いにあります。
彼等も我々と同じ日本人であり、我々を代表して現地に赴いているのであります。
自衛隊の存在が危ぶまれていましたが、奇しくも彼らの日常を綴った日誌が自衛隊の存在を救うものとなりそうですね。

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