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川勝知事大ピンチ!静岡市役所「リニア工事を認めます。大井川も管理したい」→ 静岡県庁幹部「まったく問題ない。大賛成!県が自然環境保全条例を拡大解釈してきたのだから」 → ついに県庁幹部も川勝知事にうんざり?

リニア中央新幹線の工事に待ったをかけている川勝平太知事と静岡県庁。これにより、工事完成は大幅に遅れる見通しとなり、このままでは中国に先を越されかねない事態となっている。

地方創生にも関わるこの事業に日本国民の多くが待ち望んでいることも確かだ。そしてリニア開発を急ぐ中国は少しでも遅れてほしいと思っているだろう。

このままでは中国の思うつぼと思っている中、光明が見えた。

静岡市役所がトンネル工事に許可を出すようなのだ。このまま大井川の当該区間の権限も市に移譲すれば、問題解決に進展する可能性も見えてきた。これには暗君である川勝知事と戦ってきた田辺市長の力が大きいのである。

(川勝知事の天敵である田辺市長 出典 静岡経済新聞)

まさに犬猿の仲の川勝知事と田辺市長

川勝知事と田辺信宏市長の仲は、最悪と言っていいほどだ。静岡市長選挙をめぐり、その対立関係が浮き彫りとなった。

2人とも早稲田大学政治経済学部の同窓生だが、川勝氏は田辺氏を一方的に嫌う。静岡県民、特に静岡市民は、川勝氏が田辺氏の政治手腕をことごとく否定し、「自民市議の傀儡(かいらい)にすぎない」など強烈に罵倒する場面をしばしば見てきた。

冷え切った2人の関係を象徴するのは、2019年4月に行われた静岡市長選。当初、川勝知事は自治体の首長選挙に一切関わらないと明言していたが、難波喬司副知事の擁立に動いた。

引用元 県とは対照的、静岡市は「JRリニア工事」許可へ

川勝知事と田辺市長の仲の悪さは次の動画を見れば明らかだ。

川勝知事は相棒と言ってもいい難波喬司副知事を静岡市長に送り込み、市政をも牛耳ろうと目論んでいたと考えられる。だがそれが叶わず、他の候補者の支援に動いたのだ。明らかに田辺市長を嫌っての行動だ。田辺市長が当選すれば、市政に影響力を及ぼせないからだ。

川勝知事は、当選した田辺市長を逆恨みしているだけにも見える。

川勝知事は「自治体の首長選挙に一切関わらないと明言」とあるが、結果的には思いっきり関与した。言行不一致だ。考えてみれば、この度、批判が集中している川勝知事の軽井沢への帰省についても、県民には帰省を控えるように言いながら、自身は帰省するといった、言行不一致さを露呈している。

もはや川勝知事の発言には信用が置けないといっても過言ではない。

工事反対の静岡県庁に対して、静岡市役所は工事許可の方針

そんな川勝知事と田辺市長の関係性をあらわすかのように、トンネル工事に反対する静岡県庁に対して、静岡市はトンネル工事の許可を出す方針のようだ。

驚くことに、市は県と違い、JRとの協議をすでに終えて、河川占用の許可を出す方針であることがわかった。同じ河川にもかかわらず大きな違いである。考えてみれば、源流の水は普通河川から1級河川に流れ込むから、普通河川の管理が重要であることは言うまでもない。

静岡市が普通河川だけでなく、1級河川まで管理すればリニア「静岡問題」は一挙に解決の方向に進む。河川法では、政令指定市の長が1級河川を管理できるとしているから、静岡市の行政範囲である井川地区から源流部までなら法的にも問題はない。

引用元 県とは対照的、静岡市は「JRリニア工事」許可へ

静岡市役所が当該区間の管理に手を挙げて、国土交通大臣がそれを認めれば、問題は一気に解決し、工事も着手できることになる。

なにかにつけて、工事着工に反対していた川勝知事からしてみれば、静岡市役所の動きには頭痛の種になっているはずだ。

県幹部は市役所への権限移譲に歓迎ムード!川勝知事の抵抗は激化必至??

川勝知事が根城にしている静岡県庁。川勝知事の意向を反映して、静岡市役所の動きを牽制するのかと思いきや、県幹部は以外な反応を示している。

なんと県幹部は、この流れに異論はないようだ。むしろ歓迎ムードのようだ。

トンネル本体とは無関係の「準備工事」については、県が自然環境保全条例を拡大解釈して認めなかったが、同条例も県から市へ移譲することに問題はない。むしろ市が運用したほうが南アルプスエコパーク保全をスムーズに推進できる。

県は市町への権限移譲を推進してきた。リニア工事に関する権限のうち、土壌汚染対策法、県立自然公園条例、森林法、県土採取等規制条例などすべて静岡市に移している。1級河川でもすでに市内5カ所で移譲されている。市が手を挙げれば、県は反対しないはずだ。大井川の権限移譲について、県幹部は「まったく問題ない。大賛成」と答えた。

引用元 県とは対照的、静岡市は「JRリニア工事」許可へ

静岡市の動きを、まさかの静岡県庁の幹部が歓迎の意向。こうなると追い詰められたのは川勝知事だ。

これまで工事に対して一歩も譲らない姿勢を見せてきた川勝知事にとって、この流れは心中穏やかでないはずだ。

もちろん田辺市長も水問題に対しては、細心の注意を払うはずだ。しかし、こういう歩み寄る姿勢を見せる静岡市と、そうでない静岡県を比べたら、どちらのトップが国益に貢献するかは言うまでもないだろう。

今年は、静岡県知事選挙が実施される。リニア中央新幹線の工事着工を認めないこと、これが唯一の川勝県政で喧伝できることであったが、静岡市の動きによって、川勝知事の計算に狂いが生じ始めている。

川勝知事には、大人しく引退することを強く勧めます。

(出典 産経新聞)

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