川勝知事、全国知事会議で「国産ワクチンの開発のための体制整備が必要」とドヤ顔で語る!!もしかして、ワクチン開発加速のために、アジアに治験網を構築することや費用の支援とかご存知なかった???
新型コロナの国産ワクチン開発を巡って、政府は国民に長期的に安定した供給が出来るように様々な対策を打ち、メーカーの支援に乗り出している。
いつまでも海外に依存していては、国民に長期的な安定供給が確約できないからだ。
そんな中、全国知事会議で静岡県の川勝平太知事が危機管理の点から「国産ワクチンの開発のための体制整備が必要」と訴えた。もちろん、川勝知事に言われるまでもなく、国は動いていた。
だいたい今さら何を言うのか???
川勝知事、全国知事会議で国産ワクチンの開発のための体制整備をドヤ顔で語る!!!
緊急事態宣言の解除を受けて3月20日に全国知事会議が開かれ、川勝知事はワクチンの国産化について言及した。
会議では緊急事態宣言解除を受けて、ワクチンの接種体制やGoToトラベル事業の再開などについて議論されました。川勝知事はこれまで一貫して訴えてきたワクチンの国産化について意見しました。
川勝知事:「今後国産ワクチンの開発のための体制整備が必要であると、危機管理の観点から重要であると考えますので、この点強く訴えていただけますようお願い申し上げます」
相変わらずうわべだけの発言だが川勝知事の言い分だと、まるで政府は国産ワクチン開発のために無策のような言い分だ。
確かに国産ワクチンは欧米と比べ後れを取っている。しかしファイザーなどと比べれば、我国のメーカーは規模が違いすぎる。感染者数を見ても欧米と比較するとはるかに少ないので、治験が取りづらい事もある。
そしてなにより、我国の国民は安全性については世界一シビアな国だ。そういった点から後れを取っているのだ。
だが政府も開発をメーカーに丸投げにしているわけではない。
政府、川勝知事に催促されるまでもなく国産ワクチン開発加速の体制整備を構築!!!
政府は国内のワクチン流通を安定させるため、ワクチン開発を加速させるべく予算を計上した。
厚生労働省は31日までに、遅れが指摘される国産の新型コロナウイルス感染症ワクチンの開発を加速させるため、国内企業が大規模な臨床試験(治験)を実施する場合に費用を補助することを決めた。海外の医療機関と連携して多くの参加者を集める国際的な治験を念頭に置いている。2020年度第3次補正予算に約1200億円を計上した。
これは1月31日の話だ。
そして、政府はワクチンの海外依存から脱却するため、アジアに治験網を構築するため動いていた。
政府は国内のワクチン開発を担う製薬会社や研究機関の支援に乗り出す。アジアに臨床研究と治験のネットワークを構築し、開発費用も一部負担する。新型コロナウイルス対応ではワクチンの海外依存による接種の遅れが指摘されている。中長期的な供給体制の整備を急ぐ。
川勝知事から訴えられなくとも、政府は着々と準備している。
一体、川勝知事はどれだけ周回遅れの話しをしているのだろうか?川勝知事は、新聞にも載っている政府の動きを把握していなかったのだろうか?だとしたら大問題だ。
川勝知事は「危機管理の観点」と述べているが、情報収集をしていない川勝知事が、一番危機管理が欠如していることになる。
今回の川勝知事の発言は、国産ワクチンの遅れについて、政府に訴える姿勢を見せるアピールをしたかったのが関の山だろう。
このような知事に生活を委ねる静岡県民が不憫でならない。