公明・山口代表、立憲などの「海洋放出ありき」批判に「当時政権を担った方は責任持って発言を」
公明党の山口那津男代表は13日、東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水の海洋放出をめぐり、立憲民主党などの野党が「海洋放出ありき」と反発していることに苦言を呈した。処理水をめぐる課題は現在の立民幹部らが中枢にいた旧民主党政権時の原発事故対応に始まっており、「当時政権を担っていた方々には、もう少し事実の経過に対して責任を持って発言してもらいたい」と述べた。
山口氏は海洋放出について「やむを得ない対応だ」と述べ、「水産物の消費地である首都圏など、国民全体に影響が理解されるように政府に努力してもらいたい」と指摘。中国や韓国などが周辺環境への影響について懸念を示していることを念頭に「国際社会に対しても科学的な根拠に基づいた発信に努めていくべきだ」と述べた。
山口氏は首相官邸での政府与党連絡会議後、記者団の取材に応じた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51d8782022bf3b1c59a36d3b792b0d5b354167b1
責任の擦り付け合いなど国民からすれば迷惑
国会議員である以上、国の舵取りは全ての議員に責任があると思うがね
韓国でもアメリカでも原発排水にはトリチウムが含まれていて、それを海洋放出している。
もちろん、福島第一原発でも稼働時はトリチウムが含まれた排水を海洋放出していた。
政府の案は、震災前のレベル以下、WHOの水質基準以下まで濃度を下げて、30年かけて海洋放出しようという事。
健康に影響が出るような話ではない。
問題は風評被害。
野党が無責任なことを言って、福島県民を苦しめるようなことがあってはならないと思う。
政治家はそのための努力を惜しまないでほしい。
そういえば当時、「環境や健康には影響がない」として汚染水を浄化しただけの水をコップで一気に飲み干した議員がいた。あれはただのパフォーマンスだったわけだけど、彼は今、どうしているのだろうか?
一度、海洋放出を決めたのだったら、全議員やその関係者が、即、日本全国と関係諸国に出向いて、誠心誠意、説明し納得してもらう様、動くべきだろう。
そして、いよいよ海洋放出となれば、東京湾などに先に放出するなどして、協力すべきだろう。
日本全体で考える事案だと思う。
誰が悪いとか誰々の責任などと言っている段階ではなくなったのだ。
他の国も、今回日本がやろうとしているレベル以上の濃度で処理水を放出しているわけで。そういう国での健康被害はどうなってるのかも考慮した上で批判しないと、論理的じゃないと思う。
まあ日本の場合そんなことはどうでもよくて、どれだけ他よりましなものにしようと、‘一度でも汚染された水を放出しようとしている’という事実だけが残るから、処理水という時点で詰みなわけだが。福島の米もそうだったしな。基準をクリアしていても、危険視され続けた。
これって今と同じ。陰性になっても差別されかねないご時世。
政府も東電も本来、放出はしたいわけではないが、選択肢がない状態なんだろう。
責任のなすりつけ等はやめてほしい。
国益にに適う政治を考えながら、漁業関係者には補償をお願いしたい。