大朗報!トヨタ、水素エンジンの開発を本格化!!テスラや中国を撃破し、脱炭素を実現し、雇用を維持し、我国の電気代の高さを踏まえそれも解決できる一石四鳥の名案!!
トヨタが乾坤一擲の勝負に出た。
エンジンへの決別を図る自動車企業が増える中、トヨタは何と水素エンジン開発へと踏み切り、大博打に出たのである。
もし水素エンジンが成功すれば、テスラなどを撃破しつつ、脱炭素も実現し、エンジンであることから多くの下請け企業の雇用にもつながる。何よりも、我国の電気代の高さを考えれば電気自動車よりも水素エンジンの方が優れている。
そして実は電気自動車をいくら作ってもその元は火力発電や原子力発電で作られるわけであるから必ずしもエコではないのである。その認識に欠けた議論がされており本当に心配な限りだった。そこへ今回の朗報である。
まさに一石四鳥の名案なのだ。
大朗報!トヨタ、水素エンジンの開発を本格化!!
産経新聞は6月7日、トヨタが勇気ある決断に踏み切ったとの記事を紹介した。
気候変動問題への処方箋として期待される脱炭素に向けた、国内自動車メーカー各社の戦略の違いが鮮明になってきた。4月に社長が交代したホンダは国内メーカーで初めて、全四輪車を電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)にするとし、エンジンとの決別を宣言。
一方、トヨタ自動車はハイブリッド車(HV)なども含めた多様な選択肢を探る。日本のエネルギー事情を踏まえれば、全面的なEV化は気候変動問題対策にならないとの見方もあり、自動車産業の中核をなしてきたエンジンの役割が本格的に問われている。
(中略)
対してトヨタはエンジンに見切りをつけていない。それどころか、水素を燃料とし、二酸化炭素(CO2)を出さない、水素エンジン車の開発に乗り出すと明らかにした。
これは今の世の中の流れの中では大きなかけだろうが、正しい決断だと政治知新は考える。
しかも我国は悪夢の民主党政権による異常な太陽光推しと原発停止のせいで、非常に電気代が高い。電力も足りない。ぜひ菅総理に原発再稼働と異常な太陽光への支援を廃止していただきたいが、すぐには難しい。
しかも豊田章男社長は、脱エンジンによる部品の減少が雇用の喪失を起こし、下請け企業を壊滅させてしまうとも指摘している。これは素晴らしい経営発想であり、同時に大正論だ。エンジンを捨てることは、多くの企業を潰すこと、雇用の激減にもなるのだ。
この点、水素エンジンはガソリン車の部品を転用でき、我国の強みを生かせる
同じく水素で走り、CO2を出さないFCVが化学反応で生み出した電気でモーターを回すのに対して、水素エンジン車はガソリンの代わりに水素を燃やして動力を得る仕組み。既存のガソリン車の部品を転用できる利点がある。
しかも豊田社長が直々に実験すると言う熱の入れようだ。これは期待できるし、それほどまでにトヨタ社が水素エンジンに賭けていることがよくわかる。
トヨタは5月22、23日に富士スピードウェイ(静岡県小山町)で行われた24時間耐久レースに水素エンジン車を投入。豊田章男社長が自らレーサーとして参加する熱の入れようで、完走を果たした。
しかもこの耐久レースには大きな意味があった。
よく「水素は爆発するので危険」と言う間違ったイメージがあるが、それを払しょくするためでもあったのだ。これはガソリンも電気も使い方を誤れば危険なのと同じだが、先入観と言うのは強い。実は電気自動車は結構爆発して火事になっている。
だからこそ24時間耐久レースと言う過酷な条件下で社長自らが操縦すれば信頼性は確かなものとなる。豊田章男社長も57周走行し、合計358周、1634kmを完走した。これによって水素エンジンの信頼性は証明された。
また、この過酷な条件を満たすエンジンを開発させることで、開発のスピードを加速させると言うトヨタ社長の狙いもあったのだが、今回の成功でその目論見は実現できたと言えるだろう。
トヨタによる水素エンジンへの賭けを政府は支援すべきであるし、今や外貨を稼いでいるのは自動車産業であることを考えれば国民としても支援したいし、成功してもらいたい。