珍説!朝日新聞「前例なき五輪 光も影も報じます」と開幕日に報道 → どうして自分がスポンサーでありながら中止要請したことには触れないの??さっそく影を無視ですか???
朝日新聞が意味不明な宣言を五輪開幕の日に行った。
朝日新聞は7月21日の朝刊で、「前例なき五輪 光も影も報じます」などと報じたのだ。しかしそこには自分がスポンサーでありながら中止要請したことには触れず、さっそく影を無視しているのだ。
珍説!朝日新聞「前例なき五輪 光も影も報じます」と開幕日に報道 → どうして自分がスポンサーでありながら中止要請したことには触れないの??さっそく影を無視ですか???
朝日新聞は五輪開幕日である7月21日、「前例なき五輪 光も影も報じます」と報じた。「前例なき五輪 光も影も報じます」などと題して、「歴史的な五輪であることは間違いありません。その光も影も報じていきます」と締めくくった。
しかし、だ。
この宣言にはいくつも問題がある。
開催前にスポンサーを降りないままに「五輪を中止しろ!」と社説で求めていたくせに、光も影も報じますとは何事か!!きちんと最後まで中止しろと主張するのが筋であろう。
開催中止を求めた社説はどこへ行ったのか。社説は会社の方針だ。
また「再延期や中止を選択しなかったことの是非は問われ続けます。」などともこの記事で朝日は主張しているが、これこそ大珍説だ。自分たちが公式パートナーでスポンサーとして東京五輪に大加担していながら、よくもまあ言えたものだ。
朝日新聞が中立な立場ならばともかく、公式パートナーをやっておきながら無責任すぎる。光も影もと言うならば、新聞社が五輪スポンサーになったことの弊害も伝えるべきであろう。
何よりもこの記事は、どうして自分がスポンサーでありながら中止要請したことには触れていない。光も影も報じると言いながら、さっそく身近な影を無視するとはどうかしている。朝日新聞は、まず、中止要請をしながらスポンサーも下りず、しかも平気で五輪の様子を報じることを謝罪すべきだ。
しんぶん赤旗の社会部長も朝日の不誠実をなじっているが、これは正論だ。
朝日新聞が五輪開幕前に、報道姿勢を表明しました。「光も影も報じる」そうです。
問題点を報じるのは大切です。ただ「朝日」は社説で一度は「中止」を掲げました。その旗を下ろしたのでしょうか。
感染状況は「始まったから」で済む状況ではありません。
私達は開幕後も「中止」を訴え続けます。 pic.twitter.com/hUjrW7DkQB— 三浦誠(しんぶん赤旗社会部長) (@redbear2014) July 20, 2021
五輪反対派からも賛成派からも袋叩きにされる朝日新聞。
もはや報道機関の看板を下ろし、ミニコミ紙でも自称するべきだ。