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ベラルーシ大統領が成績不振の選手らを批判 ツィマノウスカヤ選手の帰国拒否の背景




 旧ソ連構成国ベラルーシのルカシェンコ大統領が、東京五輪で自国選手の成績が過去と比べて振るわないことを批判している。

7月31日までのメダル数はトランポリン男子の金が唯一。昨年8月の大統領選に伴う反政権デモから1年を迎える中、大会が国威発揚と政権浮揚につながらず「ご立腹」の様子だ。

ベラルーシは2008年北京、12年ロンドン、16年リオデジャネイロの五輪で、各10個前後のメダルを獲得。ドーピングでメダルが剥奪されるケースもあった。

強権的で「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ氏は7月29日、「どの国よりもスポーツに資金をつぎ込んでいるのに」と不満を爆発させた。ベラルーシの選手に関し、アフリカなどの選手と違って「飢えていない」と決め付け、ハングリー精神が足りないと持論を展開した。

「(外国の選手は)五輪で勝てば何でも手に入るが、負ければパンを探し回らなければならないことを知っている」と言いたい放題だ。

実際、ルカシェンコ氏から国民の心が離れていることも、影を落としている。報道によると、柔道男子のトップ選手らが反政権派に同調したとして、代表入りできなかった。東京五輪のベラルーシ選手団は100人超だが、政権を支持しないアスリートも少なからず含まれるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d64df90850ed6e4ffe753a340ae671da194d84a1

世界が注目する今回の騒動の背景には、ベラルーシの前近代的な恐怖政治にある。1994年に就任したアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は憲法を改正して多選を続け、27年もの長期政権を築いている。その強引な政治手法は「欧州最後の独裁者」と呼ばれており、過去には〝ヒトラー礼賛発言〟で波紋を呼ぶなど、恐怖の独裁者として知れ渡っている。

反体制派に対する激しい弾圧も世界に悪名高い。昨年の大統領選挙で政権打倒を掲げて立候補して敗れたスベトラーナ・チハノフスカヤ氏は、同年9月に欧州連合(EU)の欧州議会でルカシェンコ政権の過酷な拷問の実態を暴露。獄中では拘束された人々に対し、暴行や殴打が日常茶飯事だったと訴えた。

ベラルーシメディア「メディアゾーナ」は「激しい残虐行為が行われている」として恐るべき拷問の実態を報道。警棒などの凶器による暴行が連日連夜繰り返されるほか、スタンガンによる〝電気拷問〟、食事や水が与えられない〝飢餓拷問〟、裏庭に集められて数十時間にわたって直立不動を強いられるなど聞くに堪えない暴挙が行われているという。

ツィマノウスカヤは過去に政府への批判的な発言が問題視されており、帰国すればこうした拷問にあうと身の危険を感じて亡命に至ったとみられる。6月にはベラルーシ政府が反体制派ジャーナリストのロマン・プロタセビッチ氏が搭乗した旅客機を緊急着陸させたうえで拘束した事件が発生し、世界中から大きな批判が起きたばかりだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56fd094bbb7fea8a2b1f3aff2ad6552bfe91586c







ネットの反応(引用元
なら大統領ご自身が競技に参加してみてはいかがですか。日本人ですら毎年熱中症で亡くなる酷暑の中 選手達は全力を尽くしているのに。
まずご自身が私欲ではなく、国益のための政治をなさるのがよろしいかと。
独裁政治ではアスリートもモチベーションが上がらないのでは?
選手の成績は選手自身が悪いだけじゃない。効果的な練習や食事法などの多くの要因がある。ベラルーシはこう言った体制を組めなかった。

組ませなかった大統領に問題がある。非難されるべきは政治指導者の大統領だ。
無知な指導が招いた結果だ。

こりゃブラック企業ならぬブラック国家だな。
ダメなトップの典型。

選手の皆さんにおいては色々と制約も多く、また慣れない環境で猛暑の中大変でしょうが、日頃の練習の成果を遺憾無く発揮して各々競技に励んで下さい。朗報を待っています。

くらい言えんか?

まるでヒトラーやスターリンみたいなこと言いますね。
だから選手たちも無用なプレッシャーなどを感じて萎縮効果に陥り、実力を発揮しきれない悪循環に陥っているだけのような気がします。

成績不振から立ち直る一番の早道は、不振を批判する大統領自身が辞めてしまうことのように思えます。もう20年以上大統領職にいるようですし、国の新陳代謝や活性化のためにも辞めて後進に譲るべき、と真剣に感じます。

別の報道でもあったけど・・・体制が違うとはいえとても悲しい(´・ω・`)

一つのオリンピックでも視点は国によってまるで違うことを知りました・・・

勝っても負けてもまずは選手を労う、それが国のトップと言うものだろう。
そのうえで何故成績が振るわないのかを考えれば良いこと。
ことが起こった時全て他人の責任にしそうな輩。上に立ってはいけないモチベーションを持つ大統領だと思う。上に立って汗水流さない方は何故自分は現場の人よりお金をいっぱいもらえるのかを改めて考えなくてはいけない。そんな基本も出来てない奴が多すぎるからもんだいが一向に解決しませんね。
この大統領はなんて事を言うのか?選手やスタッフに充分な練習環境や資金援助をしたのか?残念ですが世界で戦い抜くには選手だけの努力だけでは駄目です。必要な資金援助と「平和」な練習環境を整えてから文句を言って下さい。
>ベラルーシの選手に関し、アフリカなどの選手と違って「飢えていない」と決め付け、ハングリー精神が足りないと持論を展開した。

飢餓や貧しさとハングリー精神を結びつけるこのような意見は論外としても、一般にハングリー精神というのは測定困難な割に説明力が強すぎる概念で、勝因も敗因も全部それで一応説明がついてしまうようなところがあります。
勝利への執念とか戦う気持ちとかいった説明も同様で、勝敗をこれらの要素だけで説明しても、あまり有効な分析に繋がらないように思います。







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