我国の「おもてなし」が世界に届く!アイルランドは開会式で「お辞儀」、ハンガリーは着物に大感激、選手たちが絶賛した福島の桃!五輪がなければ伝わらなかった!!
東京五輪もいよいよ終盤に差し掛かった。期待通り、選手達は様々な感動を我々に届けてくれている。
我国が今回のオリンピック開催に向けて、一貫していたのが「おもてなし」の心だ。メディアは一部の批判的な意見ばかりを取り上げて、大騒ぎしているので心配していたが、選手達にはしっかり伝わっているようだ。
開会式で見せた、アイルランド選手団のお辞儀!!!
開会式の入場時に話題になったのが、アイルランド選手団のお辞儀だ。開催国への感謝の気持ちとして、我国の日常的な文化で表現してくれた。
東京五輪は23日、国立競技場で開会式が行われた。各国入場の際、アイルランド選手団が見せた「お辞儀」がネット上で反響を呼んでいる。
アイルランド選手団は入場時に立ち止まり、全員で頭を下げて「お辞儀」をした。選手を出迎えた演者やボランティアらもとっさに返礼し、ほほ笑ましい“交流”となった。
英紙「ザ・サン」アイルランド版は「開催国に敬意を表してお辞儀したアイルランドに世界から称賛の声」「入場する際に、その美しいしぐさを見せた」と報じている。(参考)
これは日本人として本当に嬉しい。アイルランド選手団の”粋な”お辞儀にSNSでは称賛のコメントが上がった。
オリンピックとは、競技の他にも、こういった国同士の文化の交流と、国同士がリスペクトし合うことが出来る。だから平和の祭典と言われる所以だということを再び思い起こさせてくれる。
そして、アイルランド選手団がお辞儀した背景には、我国のおもてなしの気持ちあったことが大きな要因だろうと推測する。
我国のおもてなしにハンガリー識者も大感激!!
そして我国のおもてなしの気持ちに感激していたのがハンガリーだ。
一方では各国のおもてなしのために作られたアイテムも海外関係者の評判を集めている。ユネスコの総会議長を務めたハンガリーの識者は日本が同国のために製作した艶やかな着物を紹介。「本当に美しく伝統的。ありがとう東京五輪」などと感謝している。
日本のおもてなしの気持ちが表れている。ハンガリー国旗の3色を配した着物。上から赤、白、緑で分かれ、同国をイメージした柄がデザインされている。縁取るように花柄も散りばめられ、実に艶やかな仕上がりとなっている。
上記のハンガリーの識者とは、2013年までユネスコ総会議長を務めたハンガリー人のカタリン・ボギイェイ氏だ。
ボギイェイ氏の投稿がこれだ。
In order to welcome the Tokyo Olympics, Japan has customized 196 national kimonos. Hungary 🇭🇺 kimono is really beautiful: historical, traditional, representing Hungary’s location at the Danube, architecture splendour mixed w/ folk art pattern. Thank you @Tokyo2020 ❤️🤍💚 pic.twitter.com/SAhGFd2Rfx
— Ambassador Bogyay (@KatalinBogyay) July 27, 2021
「東京オリンピックを迎えるために、日本は196の着物をカスタマイズしました。ハンガリーの着物は本当に美しいです。歴史的、伝統的、ドナウ川でのハンガリーの場所を表しており、民芸パターンと建築の素晴らしさが混ざっています。ありがとうございました」
そもそも、我国が各国に対してこのようなおもてなしをしていたことすら知らない人が多いのではないだろうか。
この報道に対してのネットユーザーのコメントがこれだ。
・ぜんぜん知らなかった、素晴らしく美しい。他の国のも見たい、こんなニュースもっと報道してくれたらいいのに。
・こういう草の根的なところで色々な国と交流できるのがオリンピックのいいところ。
今度は観光で日本に遊びに来てほしい・お礼を言ってほしくてやっているわけではありませんが、こうやって返されると嬉しく思うのも人間。あなたたちのおかげで他の嫌ごとばかり発信している国のことを一瞬でも忘れることができます。こちらこそありがとうございました\(^O^)/
こういったおもてなしが、海外に響いていることを、メディアにはしっかりと報じて頂きたい。本当に何で報道しないのか、全く理解できない。
おもてなしで差し入れされた福島の桃が大絶賛!「こんなにおいしいものは食べたことがない」
もう一つ、今回のオリンピックの忘れてはいけないコンセプトが「復興五輪」だ。被災地の福島県が、福島のアピールとおもてなしの心で、ドミニカ代表選手に桃を差し入れたところ、選手達は「こんなにおいしいものは食べたことがない」と感激していた。
県産モモが東京五輪で本県を訪れた選手に好評だ。野球競技開催を前に来県した日本とドミニカ共和国の代表チームに県が県産モモ各30キロを差し入れたところ、評判を呼び、さらに各30キロを追加で差し入れた。
内堀雅雄知事が28日、福島市の県営あづま球場で行われた東京五輪野球競技の開幕戦となる日本対ドミニカ共和国戦終了後の記者会見で明らかにした。ドミニカ共和国の選手からは「こんなにおいしいものは食べたことがない」との感想があったという。
また、米ソフトボール代表のエリクセン監督も、我国のおもてなしと桃のおいしさについて、次のコメントを残した。
エリクセン監督は試合後の会見で、福島県での滞在期間中を振り返り、「まるで王様と女王様のような丁寧な扱いをしてもらった」という表現を使って、ホテルや球場のスタッフへの感謝の気持ちを話した。
そして「みんな、福島の桃が美味しいって言うからどうしてもトライしたかった。食べてみたらとても美味しくて、食べ過ぎて太ったよ」と福島県産の桃のおいしさに驚いた様子で話した。
我国の食べ物が安全で美味しいものだということが解っていただけたはずだ。
まさに、復興の産物がおもてなしの心で振舞われ、称賛を得た形となった。五輪が開催されなければこのように福島の食べ物が受け入れられることはなかっただろう。
選手と関係者には、確実に復興の精神とおもてなしの心が伝わったと思う。そして、何よりうれしいことが、メディアが報じなくても、選手達が我国の良いところや安全で美味しい我国の食べ物を、自発的にSNSを駆使して海外に拡散してくれている。
(豪・飛び込み選手が選手村で「オリンピック・ヴィレッジでは、毎日が最高の日です!」とランチを楽しむ動画を投稿)
このように選手達から絶賛される東京五輪。その選手達が活躍する東京五輪はやはり観客ありで、より一層感動的なものにするべきだった。本当に残念でならない。