舌の根の乾かぬ内に変節を遂げる立憲民主党枝野代表!!立憲民主党の本質にある理念は大衆迎合???
新型コロナの変異株が各地で猛威を振るっている。この新型コロナをめぐっても相変わらず一貫性もなく、その場しのぎの発言をしている人物が立憲民主党の枝野代表だ。
なんら責任を負う立場にない為か、華麗なる変節を繰り返している。その場しのぎで発言をしているか、その主張に一貫性は微塵も感じられない。
このような人物が未だに政権交代を夢見ているのだ。仮に枝野代表が総理に就けば、それは我国にとって再び暗いカオスな時代の始まりだ。
新型コロナをめぐって、私権制限に控えめだった過去!
立憲民主党は存在感を示そうと通常国会では批判ばかりを行ってきたことは、メディアによって多く伝えられてきた。
そんな立憲民主党が少し真面目に取り組んだのが、新型インフルエンザ等特措法改正案の時だった。
その時、立憲民主党は「政府・与野党連絡協議会」を通じて次の申し入れをしている。
「新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律案」に対する要請
1「まん延防止等重点措置」については、緊急事態措置の前段階からの私権制限であるにも関わらず、指定要件が不明確かつ国会への報告義務もない。(中略)
3財政措置については義務規定となったが、私権制限(営業時間の変更等の措置の要請、命令、過料)された事業者への経済的支援策が明示されておらず、事業者への支援の担保がない。
(中略)
5本来、私権の制限を伴う特措法や感染症法の改正は、慎重に行われるべきもの。その意味で、今回は、私権制限の対象を「新型コロナウイルス感染症」に限定すべき。
この5つの要請以外にも、口頭で2つの要請をしたそうだが、この要請で注目すべきところがある。
それが「私権制限」についてだ。
改正案の審議が行われる時点で、立憲民主党が「私権制限」に慎重な姿勢を示していたことが良くわかる。
しかし、だ。この要請がなされたのは今年の1月。今年の5月、つまり半年も経たないうちに枝野代表の姿勢には変化が見られた。
外出制限に積極的な姿勢を示した枝野代表!
立憲民主党が自称とは言え「リベラル」な政党であれば、百歩譲って「私権制限」に消極的な姿勢はよくわかる。
しかし、だ。枝野代表が今年の5月に発した言葉は、従来の姿勢とは異なるものだった。
立憲民主党の枝野幸男代表は9日、インターネットでの動画配信で、「(緊急事態宣言が出ても)多くの皆さんに従っていただけない、効果が出ないという状況になれば、ちゅうちょなく強制的な外出制限の措置を執行することは、当然やらなければならない」との考えを示した。
効果がなければ、「ちゅうちょなく強制的な外出制限の措置を執行することは、当然やらなければならない」と言い始めたのだ。
枝野代表は、1月の特措法改正案を審議している時に、立憲民主党がどのような要請をしたのか忘れたのではないか。
こうした変節をする理由はただ1つ。それは立憲民主党の党是が「大衆迎合主義」だからに他ならない。風向きが変わればおいそれと何もなかったように従前の主張を翻すのだ。
このような党首、そして政党が政権を取ったらどうなるか。国民は真剣に考えなければならない。仮にこのような政党が政権をとったら、「悪夢の民主党政権」を超える「地獄の立憲民主党政権」と評価されるに違いない。