王毅外相「中国とベトナム、南シナ海巡る対立激化避けるべき」 ネット「南シナ海で、対立させた張本人が」「日本もこのツラの皮の厚さは見習うべきだろう」
ベトナムを訪問している中国の王毅国務委員兼外相は、同国のファム・ビン・ミン副首相に対し、中国とベトナムは南シナ海に関して、状況を複雑にし、対立を悪化させかねない一方的な行動を控えるべきだと述べた。中国外務省が11日発表した。
王氏のベトナム訪問は1週間の日程で予定される東南アジア歴訪の一環。約2週間前にはハリス米副大統領が同地域を訪問している。
中国は南シナ海の大部分を巡り、歴史的な領有権を持つと主張しているが、近隣諸国や米国は国際法に基づく根拠がないとしている。
中国外務省の声明によると、王氏は、両国は南シナ海で達成された平和と安定を大切にし、外部勢力による介入に対抗するために警戒すべきだと述べた。
ベトナム政府の声明によると、ファム・ビン・ミン副首相は、両国が国際法や国連海洋法条約(UNCLOS)に基づき、相互の合法的な権利と利益を尊重することが重要だとした。
両氏は引き続き高度な共通認識を堅持し、意見の相違に対処し、状況の複雑化や対立の激化を避け、領有権を巡る紛争海域の平和と安定を共に維持することで合意したという。
共同通信によると、ベトナムのファン・バン・ザン国防相は11日、岸信夫防衛相と会談し、日本からの防衛装備品や技術の輸出を可能にする協定の締結で合意した。中国が海洋進出を強める中、協力関係を強化するのが狙い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/884c824f74207f8080311d05361f107c7509a5b2
原因を作った側が、一切譲ることをしないで、ここら辺で手を打とうって言ったところで納得するヤツはいないだろうが、日本もこのツラの皮の厚さは見習うべきだろうな。
日米英豪蘭による5カ国が共同訓練を実施したばかりで、ベトナムを含める中国包囲網を構築させない為に躍起となっているとも捉えられる。
中国が心から周辺諸国と対立激化を望まないのであれば、先ずは尖閣諸島から海警の船舶を引き揚げるべきではないのか。
更には、日本も自衛隊の戦力を増加する必要がある。
軍事力の均衡こそが最大の抑止力となると思う。
そうしていない以上、ベトナムは自国の行動に従えと恐喝しているのと同じだ。
日本の沖ノ鳥島とは違う。中国の国際法を逸脱しているのはこれだけを見ても明らか。
例えベトナムを武力占領したとしても占領した中国は正しいのだからベトナム国民は中国に反発すべきではないと・・・
なんというあさましい考え、、
中華思想は日本にも大きく影響しているが、本来そういう意味ではないはず。
日米、中国、どちらからのアプローチも受けて、どっちつかずの態度。
ASEANに対しては、これまで中国の外交の方が一枚上だと感じていた。
それでも、ASEANは日米にとって対中戦略上重要なので、粘り強く、したたかに外交を進めていただきたい。
あとベトナムに防衛装備品は再考すべき案件。
ロシアの合同演習に参加してる訳(インドもだが)で中国もオブザーバーとして呼ばれていたこともあり、やはり社会主義を経験した国は信用に値しない。