懲りない立憲民主党!外交・安保政策を発表するも辺野古移設反対を盛り込む→ 枝野代表、鳩山内閣の閣議決定にサインしていましたよね???
埋没感が著しい立憲民主党。それもそのはずだ、野党第一党とは名ばかりで、国民の誰一人として期待感を抱いている人物はいない。
立憲民主党は、埋没から逃れようと、総選挙の公約第5弾として課題だった外交安全保障政策を発表した。
しかし、だ。立憲民主党の外交安全保障政策の当否に入る前に、避けては通れない疑問がある。それは枝野代表もサインしている鳩山内閣の閣議決定への対応だ。
外交安全保障政策を発表した枝野代表だが、その中には普天間基地の辺野古移設反対という項目があるのだ。この辺野古移設は、鳩山内閣で閣議決定されている。この閣議決定をひっくり返すつもりなのか。
仮にそうであれば、悪夢の民主党政権が生み出した混乱をまた引き起こすつもりなのか。
場当たり的な政治姿勢の前には、閣議決定も何の意味も持たないようだ。
外交安全保障政策を発表した枝野代表
総選挙が目前に控えているにも関わらず、一向に支持率が上がらない立憲民主党。支持率が超低空飛行を続けている中、枝野代表は、政権獲得という夢を見続けている。
そんな枝野代表が満を持して外交安全保障政策を発表した。
立憲民主党の枝野幸男代表は24日、次期衆院選の公約第5弾となる外交・安全保障政策について発表した。「平和を守るための現実的外交」と題し、日米同盟を基軸とした外交・安保を掲げた。沖縄県名護市辺野古での米軍の新基地建設は中止し、沖縄における基地のあり方を見直すため、米国との交渉を開始することを盛り込んだ。
基地の在り方を見直すと意気込む枝野代表だが、あの鳩山由紀夫氏の「最低でも県外」から生まれた混乱を忘れてしまったのか。
更に、だ。その後の鳩山内閣は、辺野古移設について方針を閣議決定で決めているのだ。
辺野古移設の閣議決定に枝野さん、サインしていませんか???
普天間基地の辺野古への移設に反対の姿勢を改めて示し、公約にまでも盛り込んだ枝野代表。
枝野代表は、辺野古移設について、鳩山内閣は閣議決定をしていることを忘れたのか。
鳩山由紀夫首相は28日夜、臨時閣議を開き、この日午前に発表した日米共同声明を確認し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古周辺に移設するとした政府方針を閣議決定した。これに先立ち、社民党党首の福島瑞穂・消費者担当相が閣議決定への署名を拒んだため、首相は福島氏を罷免、同党は連立政権離脱の検討に入った。首相は記者会見で「5月末決着」の前提としていた地元と連立与党の合意が得られなかったことを認め、陳謝した。政権内では首相への失望が広がっており、政権運営は厳しさを増している。
この辺野古移設の閣議決定が行われたのは、2010年5月28日だ。そしてこの閣議決定には、2010年2月10日に内閣府特命担当大臣に任命された枝野代表も関わっていたはずだ。
閣議決定とは、国政に関する重要事項について内閣の意思決定が必要なものについて、全閣僚が合意して政府の方針を決定する手続きだ。
全閣僚の合意を要するものならば、当然、辺野古移設についての閣議決定について枝野大臣もサインしていたはずだ。
閣僚としてサインしたことを忘れ、辺野古移設反対を総選挙の公約に掲げる枝野代表は、信用できる人物とは思えない。
自信が関わった閣議決定について、忘れているなら、これほど無責任な政治家は古今東西探してみても見当たらない。
枝野代表、これ以上信用を失うような行動をとってどうするおつもりですか?