立憲民主党の生方衆議院議員「拉致被害者というのはもう生きている人はいない」と問題発言 → 横田早紀江さんも「怒る気力もない」と落胆 → 生方氏は謝罪し、立憲民主党も厳重注意処分
政権交代を訴えている野党第一党からショッキングな発言だ。
立憲民主党の生方幸夫衆議院議員が、「拉致被害者というのはもう生きている人はいない」「拉致問題は本当にあるのか。ないんじゃないか」などと問題発言を行い、これには横田早紀江さんも「怒る気力もない」と落胆したのである。
生方氏や枝野代表は慌てて謝罪したが、それで済むのか???森元総理の際は、辞任まで追い込まれたのだから、当然彼らも辞任相当でないのか。
立憲民主党の生方衆議院議員「拉致被害者というのはもう生きている人はいない」と問題発言
立憲民主党の生方幸夫衆議院議員は、9月23日、拉致問題への問題発言をしたとメディアが報じた。
救う会などによると、生方氏は9月23日、松戸市での会合で拉致問題について見解を問われ、横田めぐみさん(57)=拉致当時(13)=について「横田さんが生きているとは誰も思っていない。自民党の議員も」とした上で、「拉致問題、拉致被害者は今、現在はいないと捉えられる、政治家は皆そう思っているということ」などと発言した。
横田めぐみさんが生きていないとは家族の気持ちだけでなく、交渉上も、横田めぐみさんご本人の為にも絶対に言ってはならない。もしも横田めぐみさんが、この発言を知ればどう思うのか???
横田早紀江さんも「怒る気力もない」と落胆
当然だが、この発言に横田めぐみさんの母である横田早紀江さんも落胆をあらわにしたと言う。
「怒る気力もない」。立憲民主党の生方幸夫(うぶかた・ゆきお)衆院議員(比例代表南関東ブロック)が、北朝鮮による日本人拉致被害者について「生きている人はいない」などと発言していたことが明らかになった11日、横田めぐみさん(57)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(85)は、落胆をあらわにした。
横田さんの反応は当然だ。
生方氏は謝罪し、立憲民主党も厳重注意処分
こうした事態を受けて、生方氏は謝罪と撤回した。また立憲民主党は生方氏を厳重注意処分としたが、それで済むのだろうか???もし自民党議員が同じ発言をすれば、謝罪と撤回で許したか疑問だ。
今般の生方議員の発言は、党としての考え方と全く相容れないものであるのみならず、拉致被害者とご家族及びこれまで拉致問題の解決に携わってこられたすべての方々を深く傷つけるものであり、本人に対して厳重に注意を行いました。生方議員は発言を撤回し、深い謝罪の意を示しました。
— 立憲民主党🌿 #変えよう (@CDP2017) October 11, 2021
みなさんこんにちは。只今、救う会の西岡力会長にあって、謝罪文を渡して謝ってきました。拉致被害者家族の方、関係者の皆様に改めてお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。また、千葉県の皆様にも大変迷惑をかけましたので、今県連の岡島幹事長に県連会長を辞任する旨、お伝えしました。 pic.twitter.com/vLumHbTw3H
— 生方幸夫 衆議院議員 立憲民主党 りっけん (@ubukatayukio66) October 11, 2021
少なくとも、過去の与党議員に対し、辞職要求をしてきた政党の態度とは思えない。