EU議会が台湾との関係を強化する報告書を可決 中国外務省「中国の主権と領土を損う言動だ」と強く反発
EU(ヨーロッパ連合)の議会が台湾との関係を強化する報告書を可決したことについて、中国外務省は「中国の主権と領土を損う言動だ」と強く反発しました。
ヨーロッパ議会は21日、「台湾はヨーロッパの重要なパートナーであり、民主主義の同盟だ」などと定めた報告書を賛成多数で可決しました。
報告書では「中国軍の台湾に対する圧力に深い懸念を示す」としています。
これに対して中国外務省は、21日の会見で「一つの中国の原則は中国とEU関係の政治的土台である」と述べ、報告書の可決は「EUが中国と公式に行った約束に著しく違反している」と批判しました。
また「中国の主権と領土を損なう言動を直ちにやめ、挑発と対抗をやめなければならない」と強く反発しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e57ad52df242277162b4a683b3a1e41e7aaa933c
アメリカの次期駐中国大使に指名されているニコラス・バーンズ氏は、議会上院の公聴会で中国による台湾への圧力について「不当であり、止めなければならない」と訴えました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3970939f66246d6ddb4def3e9183b58bba74986
この点が根本的に間違っています。
そもそも、台湾は中華民国でした。
台湾が中華人民共和国の領土になったことは、かつて、一度たりともありません。
第二次世界大戦の戦勝国で、常任理事国であったのも、そもそもは中華民国です。
だからこそ、朝鮮戦争で、国連軍が参戦する決議が行われたのです。
それを、今となっては中華人民共和国が戦勝国であり、国連の常任理事国でありつづけたかのように振る舞っているのですが、これこそ、歴史の捏造です。
しかも、世界に覇権を唱え、一帯一路政策とその手段としての債務の罠政策は、世界に多大な脅威を与えているだけです。
中華人民共和国が自ら孤立する途を選んでいるにもかかわらず、逆に、世界を非難するというのは、最早、孤立した独善国家というほかありません。
中国とEU関係の政治的土台が、台湾を国として認めない事であれば、逆に、EUは台湾を認めていく事を宣言する事。
これに日本も追随し、資本主義国全てが、台湾との経済、政治的関係を構築すると宣言するしかない。
実質的に国家と認める事での対応になる。
戦狼外交が、弱小国に通じても、主要資本主義国には、通じない事を、この機会に示さざるをえない。
力による変更でなく、考え方、グローバル視点で、中国の主張を抑える知略が必要。
気に入らないことは、内政干渉だとこ核心的利益に反するだとか言いたい放題だ。
もっともこの原稿必死読みの報道官では迫力がない。この人は元々共産党員というより日本の村役場にでもいそうないかにも公務員然とした感じがして、中国共産党を代表してコメントを出すには違和感がある。
けど、台湾には心強い味方がたくさんいる。もちろん日本も味方だ。
中国の台湾侵略は断固許せない。
台湾加油!
台湾は中国にとって台湾省なのだから、EU議会は別に「一つの中国」を否定してはいない。
まぁロシアがどうするかだけどこれ以上EUと揉めたくないだろうね。