岸田総理、人権担当の首相補佐官に中谷元元防衛相起用の方針 中国政府による香港やウイグルへの人権弾圧に取り組んできた
岸田文雄首相は、人権問題担当の首相補佐官に自民党の中谷元・元防衛相(64)を起用する方針を決めた。9月の自民党総裁選で新設を表明したポストで、人権問題に関する情報収集や政府対応を統括する。中国による香港や新疆ウイグル自治区での人権弾圧が念頭にある。10日の第2次岸田内閣の発足に合わせて任命する。
首相は8日午前、中谷氏と首相官邸で会談し、補佐官起用の意向を伝えた。中谷氏は会談後、記者団に「外相や経済産業相と緊密に協力し、国際的な人権問題に対応していきたい」と語った。
中谷氏は衆院高知1区選出で当選11回。陸上自衛官を経て1990年に初当選した。防衛庁長官、防衛相を歴任している。「人権外交を超党派で考える議員連盟」の共同会長を務めており、ウイグル問題に関し、人権問題に関与した外国の人物や団体に制裁を科すことが可能な日本版マグニツキー法(人権侵害制裁法)の制定を目指している。【飼手勇介】
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d1e1ae1ff0f5f26e5fcd1c26d2881ddc8c7f141
関連記事 2021/3/4
欧米など各国の議員でつくる「対中政策に関する列国議会連盟」の会合が4日、オンライン形式で開かれた。日本からは、自民党の中谷元・元防衛相と国民民主党の山尾志桜里衆院議員が出席。中国政府による香港や少数民族ウイグル族への人権弾圧をめぐり議論した。
中谷氏は会合で「日本在住の関係者から、苦境に立つ香港やウイグルの状況を直接聞いている」と指摘。中国政府に説明責任を果たすよう圧力を強めたいと訴えた。
列国議会連盟には米、英など10を超える国の議員らが参加。毎月会合を開き、中国の動向や各国の対中政策について情報共有を図っている。今回は日本が議長を務めた。
中谷、山尾両氏は、香港市民の人権保護を目指す超党派議員連盟の共同代表。人権侵害に関与した当局者らに制裁を科す米国の「マグニツキー法」に倣った議員立法制定を目指している。
https://www.sankei.com/article/20210304-FFIBIIRMYZNIJJEQ4KICBJ2ESE/
人権侵害甚だしい暴力的な中共に対し他の自由主義諸国とともに平和的措置をとり地域における本来の人類の生きる権利を回復してもらい。
>日本版マグニツキー法(人権侵害制裁法)の制定
二階・河村氏などが後退した今こそ親中派の息の根を止める為にも、ぜひ早急に実現して欲しい強力かつ望まれる政策ですね。
ところでこれって、媚中派といわれる林氏外相を官邸サイドから監視し牽制する意味もありそうですが...。
個人的には岸田総理自身の思惑なのか、裏で動く参謀格からの助言なのか非常に興味あります。
外遊して相手国と友好を確かめるなんていう仕事ではない。
相手国を敵に回す言動をしなければ仕事をしたことにならない。
新設だから前職がどうしたという手本も何もない。
それでも、中谷さんが活躍されんことを願う。
速やかに規制をかけていくべきです。
人権政策のみではなく、対中で経済・軍事・防諜・安保あらゆる面で
日本は圧倒的に周回遅れだと思います。
是非、被害者のプライベートな事や性格、交友関係に趣味は報道せず、加害者の家庭での過ごし方や情報をもっと出して下さい。
被害者(亡くなられた場合)は、2度殺されるという言葉も最近出来てるくらいなので、被害者の人権をもっと向上させて欲しいですね。
公明党・立憲・共産・れいわ・社民は全てが媚中派。
中国の圧力よりこれらをどの様に抑え込むのか力量が試される。
一方、日本政府の外交政策に人権の視点が余りにも欠けてきたのも事実。これまでアジアの一員として欧米の価値観に合致しがたいという面もあったのは事実だが、価値観自体が中国を筆頭とする専制主義との対立軸になってきていることを考えると方針転換がどうしても必要。
新補佐官には、マグニツキー法や人権DDの法制化といった課題推進をぜひ実現して頂きたい。