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韓国の教会で「オミクロン株」の集団感染発生疑い 牧師が嘘の陳述で防疫活動を妨害?




中央日報が韓国で新型コロナの新たな変異株の「オミクロン株」の集団感染が発生した疑いがあることを報じた。

韓国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の新たな変異株「オミクロン株」の集団感染(クラスター)が初めて発生したものと推定される。韓国オミクロン株感染者第1号であるAさん夫婦とその知人が通う仁川弥鄒忽区(インチョン・ミチュホルグ)の教会で追加感染者が発生した。Aさん夫婦の知人や家族らと一緒に礼拝に参加した人々だ。防疫当局は彼らもオミクロン株感染者だとみている。該当の礼拝出席者など追跡管理対象が800人余りに増えた。

3日、中央防疫対策本部によると、この日0時基準の国内オミクロン株関連感染者は13人に増えた。このうち6人はウイルス全ゲノムシークエンス解析でオミクロン株であることが確認され、残りの7人は疫学的な関連があってオミクロン株への感染が疑われている。前日から5人増えた。13人中接種完了者は2人だけだ。残りは不完全接種・未接種者だ。ナイジェリアを訪問したAさん夫婦を空港で接触した4人目の患者とこの患者の接触者3人(5~7人目の患者)は11月28日午後1時、仁川弥鄒忽区にある教会の礼拝に参加していたことが分かった。

中央防疫対策本部疫学調査チームのパク・ヨンジュン・チーム長は「国内5~7人目のオミクロン株関連感染者は11月28日、仁川弥鄒忽区にある教会で宗教活動に参加したことが確認された」とし「この教会の宗教活動に参加して管理中の人々は411人で、教会関連の先制的管理対象者、(宗教活動への参加)時間は違うが包括管理中の対象が369人など合計800人余りを追跡管理している」と説明した。オミクロン株の感染力を考慮すると接触者の中から追加で感染者が発生する恐れがある。

パク・チーム長は「この教会で追加感染者が今後も出てくる可能性がある」とし「国内初めての地域社会集団感染事例とみることができる」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/da9dcc8bc9225301630b204358ec7f7248a354a6

教会の牧師が嘘の陳述をしていた?

ナイジェリアから韓国に帰国後、新型コロナ「オミクロン変異株」に感染した牧師夫婦が、疫学調査で嘘の陳述をし、自治体の防疫活動を妨害したことが明らかになった。

2日、インチョン(仁川)ミチュホル(弥鄒忽)区、ヨンス(延寿)区によると、ミチュホル区に住むAさん(40代・教会牧師)夫婦は、先月24日、ナイジェリアから仁川空港に帰国した後、知人Bさん(30代・ウズベキスタン出身)が運転した車両に乗り、帰宅した。

ウズベキスタンで生まれた高麗人(CIS諸国の国籍を持つ朝鮮民族)三世で、韓国に帰化したAさんと妻(韓国人)は24日、ミチュホル区保健所選別診療所で、PCR検査を受け、25日に感染が確定した。感染が確認された日、Aさん夫婦は疫学調査で「空港から防疫車両に乗って家に移動した」と述べた。

しかし、Aさん夫婦が病院に入院してから4日後の11月29日、彼らの嘘が明らかになった。 Aさん夫婦が乗った車両を運転したBさんも感染が確認され、防疫当局が彼らの動線を再び把握したところ、偽りの陳述だったとわかった。

延寿区に住むBさんは25日、Aさん夫婦の濃厚接触者に分類され、検体検査を受け、陰性結果が出たため日常生活を送っていた。しかし28日、症状が現れ、2次検査を受けたところ、29日に感染が確認された。Bさんは、Aさん夫婦に会った24日から感染確定前まで、50人余りと接触したと調査で把握された。追加の感染者が発生する可能性があり、防疫当局の懸念が高まっている。

中略

ミチュホル区関係者は「Aさん夫婦が疫学調査で嘘をついたことにより、防疫活動が遅れた」とし「感染症予防および管理に関する法律違反の疑いで、告発することを検討している」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e5dd3d8f5e00f1c433a7c90d59ea7f98fa070016

この二つの記事が同じ教会を指すか不明だが、両方とも仁川弥鄒忽区ということなので同じ教会と見ていいだろう。

嘘の陳述で防疫活動を妨害など、いかにも韓国らしい。

これにより濃厚接触者の把握が遅れ、さらなる感染拡大にもつながる。韓国の「オミクロン株」の感染拡大は避けられないだろう。

また、米国でもオミクロン株の感染が確認され、バイデン大統領は渡航規制を強化を発表した。(参考)英国でもイベントで集団感染の可能性が発表された。(参考

NHKはオミクロン株の感染は、日本を含め世界の36の国と地域で確認と報じた。

NHKが3日午後4時時点でまとめたところ、新たな変異ウイルス、オミクロン株の感染は、日本を含め世界の36の国と地域で確認されています。

▽日本を含め、アジアが香港、韓国、インド、シンガポール、マレーシア、スリランカ、
▽オセアニアが、オーストラリア、
▽北米では、アメリカ、カナダ、
▽南米では、ブラジル、
▽ヨーロッパでは、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、デンマーク、チェコ、オーストリア、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、スペイン、ポルトガル、スイス、アイルランド、ギリシャ、
それに
▽中東のイスラエル、サウジアラビア、UAE=アラブ首長国連邦、
▽アフリカの南アフリカ、ボツワナ、ナイジェリア、ガーナ、ジンバブエで、それぞれ感染が確認されています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211201/k10013369971000.html

NHKは一緒くたんにしているが、日本のように空港の検疫で確認された国もあれば、韓国のようにすでに巷に広がりを見せつつある国もある。とはいえ、急速に確認されてから急速に拡大する「オミクロン株」。国連やWHOに何を言われようとも日本独自の水際対策の強化を貫いて国民を守って欲しい。







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