公明・山口代表「我々だけ推薦して国民に理解してもらえるか」「時間切れ、自力で選挙準備を進める」
公明党の山口那津男代表は、夏の参院選に向け、「1人区」に対して自民党が調整が難航していることについて、現時点では相互推薦をしない考えを示した。
山口代表は6日、BS番組で「我々に(推薦を)いただけないのに、我々だけが推薦するのは国民に理解していただけるか」「自民党から返答がない状況だ。当てにして待っていられない。公明党としては自力で選挙の準備を進める」と述べた。
公明党の山口代表は6日、BS番組で、夏の参院選に向けた自民党との相互推薦について、自民党が公明党候補を推薦しないのに「我々だけが推薦するのは国民に理解していただけるのか」と述べ、現時点では相互推薦をしない考えを強調した。
自民、公明両党はこれまで、「1人区」などで公明が自民の候補を推薦する代わりに、両党が候補を擁立する「複数区」で自民が公明の候補を推薦する「相互推薦」という形で選挙協力をしてきたが、今夏の参院選については、自民党内の調整が難航している。
山口代表は6日の番組で、「1人区」での自民候補への推薦について、「我々に(推薦を)いただけないのに、我々だけが推薦するのは国民に理解していただけるか」と述べ、現時点では相互推薦をしない考えを強調した。
さらに、山口代表は、相互推薦について「自民党から返答がない状況だ。当てにして待っていられない。公明党としては自力で選挙の準備を進める」と述べた。https://news.yahoo.co.jp/articles/e36f8d5ec4a5adad88346b5c4da4e5265213b30c
公明党の山口那津男代表は6日放送のBSテレ東番組で、夏の参院選に向けた自民党との相互推薦問題に関し、交渉は時間切れで終わったとの認識を示した。昨年10月の衆院選直後から、改選複数区に出馬する公明候補への推薦を自民側に依頼してきたとして「お願いした期間は過ぎた。公明として自力で選挙準備を進めようと踏み切った」と述べた。
共産党が立憲民主党に「のんびりしている」と業を煮やしているのと同じで、公明党は早く参院選の準備に取り掛かりたい。確かに公明票の恩恵を受けた自民党議員もいると思うが、それは公明党も同じだ。簡単に相互推薦を解消するとは思えない。
現時点では強いメッセージを発信することで催促している段階だと思う。
ことはいえ、こういった公明党の発言が自民党支持者からの反感を買っていることも確かだ。ネット上では「いっそのこと連立解消しろ」「今後は公明抜きでやる」などといった意見も噴出している。
対中非難決議をめぐっては石原慎太郎氏の「必ず公明党はあなた方の足手まといになる」という発言が再注目された。