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ウクライナのどさくさに紛れて、中国軍機9機が台湾の防空識別圏に侵入




ロシアによるウクライナ侵攻のどさくさに紛れて、中国軍機9機が台湾の防空識別圏に侵入した。

台湾国防部は24日、中国の軍用機9機が防空識別圏(ADIZ)に侵入し、台湾軍機が緊急発進したと発表した。

国防部によると、ADIZに侵入したのは中国の「殲16」戦闘機8機と偵察機1機。台湾が実効支配する南シナ海の東沙諸島(プラタス諸島)の北東の空域を飛行したという。

台湾国防部は中国軍用機に警告するために台湾軍機を緊急発進させたほか、「活動を監視する」ために防空ミサイルシステムを作動させたと説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6bce44f3f7e699cc37e4f8074060089f08b50b89

言ってることとやってることがまるで違う中国。

中国外務省の華春瑩(かしゅんえい)報道局長は24日の定例記者会見で「ウクライナにおける状況は我々が見たくなかったものだ」と述べ、ロシアを名指しすることは避けつつ「各方面は自制すべきだ」と呼びかけた。記者に「ロシアによる侵略と見ないのか」と詰め寄られ「中国人は結論を急がない」と苦しい返答を迫られる場面もあった。

中国の習近平国家主席は2月4日に北京で開催したプーチン露大統領との会談で、北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大を要求するロシア側の主張を支持し、足並みをそろえた。一方でウクライナの領土や主権については「各国の主権、独立、領土保全は尊重されるべきで、ウクライナも例外ではない」(王毅国務委員兼外相)と、ロシアに自制を求めている。

https://mainichi.jp/articles/20220224/k00/00m/030/298000c

「ウクライナと台湾を一緒にするな」

 また、ロシアが主張するウクライナ東部・親露派支配地域の「独立」は、国内に多くの少数民族を抱え、台湾独立の動きを警戒する中国にとって、敏感な問題だ。実際に中国はウクライナの状況を台湾と比較することに強く反発している。

台湾の蔡英文総統は23日、ウクライナ情勢の急変で中国の軍事的圧力が増すことを念頭に、台湾海峡周辺の警戒強化を指示した。これに対し華氏は24日の会見で「台湾当局の一部の人々がウクライナ問題に便乗するのは賢明ではない」と批判。「台湾はウクライナではない。台湾が常に中国の領土と不可分の一部なのは、反論の余地のない歴史的、法的事実だ」と述べ、主権国家であるウクライナと台湾を同列に扱うことに反発した。

https://mainichi.jp/articles/20220224/k00/00m/030/298000c

中国こそ自制すべきだ。われわれから見たら中国とロシアは何も変わらない。

ネット上では「やはり動き出したか」「ウクライナとロシアの有事の隙を突いて、中国は台湾や日本に変な事をしかねない」と、ロシアのウクライナ侵攻に中国が連動したとみている人も多いようだ。

各国はウクライナ情勢に対応するとともに中国の動向にも注視しなくてはいけない。







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