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ウクライナ南部の欧州最大の原発がロシア軍の攻撃で火災発生! ジュネーヴ諸条約では『重大な違反行為』




ウクライナ南部にある欧州最大の原子力発電所がロシア軍の攻撃により、火災が発生したというショッキングなニュースが入ってきた。

原発への攻撃はジュネーヴ諸条約では、重大な違反行為とされている。

ウクライナ南東部にある欧州最大規模のザポリージャ原子力発電所で4日未明、ロシア軍の攻撃により火災が発生している。原発に近いエネルゴダールの市長がオンラインの投稿で明らかにした。

市長はこれより先、原発近隣でウクライナとロシア軍の激しい戦闘が起きているとしていた。

対話アプリ「テレグラム」への投稿で「欧州最大の原発の建物や設備に敵が砲撃を続けた結果、ザポリージャ原発で火災が起きている」と述べ、世界の安全が脅かされているとした。詳細は不明。

ウクライナ当局はこれより先、ロシアが同原発の制圧に向けた動きを強め、戦車で市内に入ったとしていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/661bc608bf02fe1ab2738c4c52cde85f4b83bec8

ザポリージャ原子力発電所は欧州最大でウクライナで発電される電力の20%を占める。

ザポリージャ原子力発電所(ザポリージャげんしりょくはつでんしょ、ウクライナ語: Запорізька АЕС)はウクライナのザポリージャ州Enerhodarに存在する原子力発電所。ヨーロッパ最大の原子力発電所であり、また、世界で3番目に大きな原子力発電所である。

発電所はウクライナ中央部、ドニエプル川のカホフカ貯水池の岸に存在する。6基のVVER-1000を擁し、それぞれおおよそ1000MWe、合計6,000MWeが発電できる[1]。最初の5基は1985年から1989年の間に連続して稼働を開始し、6号機は1995年に追加された。同原発はウクライナ国内の原発の半分にあたる電力を生成しており、これはウクライナで発電される電力の5分の1にあたる。

Wikipedia ザポリージャ原子力発電所

ウクライナのクレバ外相「爆発すればチェルノブイリ10倍の被害」

ウクライナのクレバ外相は自身のツイッターで、南部エネルホダル市にあるザポロジエ原発が、「ロシアにより全方位から砲撃を受けている」「すでに火災が発生している」と明らかにしました。

クレバ外相はもし原発が爆発すれば、チェルノブイリの10倍の被害が出るとしてロシア側に直ちに攻撃を止めるよう訴えています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f7410f7dc9a4d1d56d578f936fa99f798592a8a9

爆発させてしまうとウクライナやロシアはおろか、欧州の多くの地域に影響を与えると考えられる。

「ジュネーヴ諸条約及び追加議定書の主な内容」には、原発への攻撃は「重大な違反行為」となっている。

(6) 「重大な違反行為」の追加・拡大(第5編第2部)
締約国は、この議定書の「重大な違反行為」を処罰するために必要な立法を行うとともに、容疑者の国籍・犯罪地を問わず、「引渡しか処罰か」の義務を負う(いわゆる普遍的管轄権)。(ジュネーヴ諸条約の「重大な違反行為」の類型を拡大・追加。)

(イ) 殺人・拷問・非人道的待遇等について対象者を拡大(第85条2)
(ロ) 新たな「重大な違反行為」の追加
(A) この議定書に違反して故意に行われ、死亡又は身体・健康に対する重大な傷害を引き起こす次の行為(第85条3)
(a)文民に対する攻撃
(b)文民たる住民又は民用物に対する無差別攻撃
(c)危険な力を内蔵する工作物等(ダム、堤防、原発)に対する攻撃
(d)無防備地区及び非武装地帯に対する攻撃
(e)戦闘外にある者に対する攻撃
(f)赤十字等の特殊標章又は他の保護標章の背信的使用

ジュネーヴ諸条約及び追加議定書の主な内容

そうでなくてもロシア軍はウクライナ第2の都市ハリコフにある州庁舎にミサイルを打ち込み爆破している。上記にもあるように民間人の殺害と民間施設への無差別攻撃は重大な違反行為だ。ロシアもそれが解っているからウクライナ側の誤射だと苦しい言い訳をしていたのだ。

そこにきて原発への攻撃。今度はなんと言い訳するのだろうか?ウクライナの自作自演とでもいうつもりだろうか?

何にしてもこれだけの違反行為をしては、ロシアは命令をしたプーチン大統領を「引渡しか処罰か」をしなくてはいけない。

もう常任理事国剥奪してもいいのじゃないだろうか?







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