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陸上自衛隊第15旅団の緊急患者空輸1万件超えで、那覇市議会の自民会派が任務遂行に対する感謝決議案を提出へ




沖縄県那覇市議会の自民党会派が、自衛隊などの任務遂行に対する感謝決議案を提出するようだ。

沖縄での自衛隊は緊急患者空輸、不発弾処理や最近では、新型コロナウイルス感染の医療支援などの活動も行っていて、緊急患者空輸を担う陸上自衛隊第15旅団は、沖縄県と奄美大島以南の鹿児島県と広い範囲をカバーしている。自衛隊の活躍は沖縄だけではなく、災害時にはどこでも駆けつけてくれる。そういった自衛隊の行動に感謝を示すのは隊員への励みになるだろう。

 沖縄県那覇市の自民党会派が25日開会予定の臨時会に、自衛隊などの任務遂行に対する感謝決議案を提出することが22日、分かった。決議案のタイトルは「本土復帰50年に際し、市民・県民の生命を守る任務遂行に対する感謝決議」。自民は全会一致を目指し、宛先は明記していない。

感謝決議の提案は、陸上自衛隊第15旅団(那覇市)が実施している緊急患者空輸の件数が4月に1万件を超えたことなどが理由で、救急輸送を担う海上保安庁にも感謝の意を示している。

引用元 自衛隊感謝決議提案へ 那覇市議会自民、海保にも

髭の隊長こと自民党の佐藤正久議員は、「このような動きが沖縄県那覇市の議会側から出てくる事に感謝」とツイッターに投降。

沖縄県の自衛隊配備について、沖縄の人々が批判的であることが報道されているだけに佐藤議員も感謝したのだろう。

陸上自衛隊第15旅団の急患空輸1万件達成には玉城デニー知事も「任務に対する真摯(しんし)な姿勢と献身的なご苦労に対して改めて深く敬意を表し感謝する」とコメントを発表した。(参考)

だが、これに対して「一組織向けの感謝決議は公平性の観点から疑問が残る」としたのが立憲民主・社大会派だ。

 一方、感謝決議案に対して立憲民主・社大会派は「一組織向けの感謝決議は公平性の観点から疑問が残る」として、22日に開かれた議会運営委員会に県内医療機関などを対象に含めた新たな決議案を提出した。同決議案については各会派持ち帰りとなり、25日の本会議前に議会運営委員会を再度開くことになった。

引用元 自衛隊感謝決議提案へ 那覇市議会自民、海保にも

ネット上では「あなたたちは、感謝することもできないのか?」「命をかけて沖縄を守っている国防組織は一般組織とは明らかに違う」「緊急搬送や不発弾処理など、市が対応出来ない事を担って、市民の安全な生活に貢献したのだから、公平に見ても感謝は当然だと思う」などといったコメントがあがっていた。

その通りだと思う。本当に「公平性の観点から疑問が残る」と思っているのだろうか。

これは私の妄想だが、沖縄県民に自衛隊が理解されるのが困るのではないか?それとも「任務だからそれくらい当然だ」とでも思っているのだろうか?そんなことを公に口にできないから「一組織向けの感謝決議は公平性の観点から疑問が残る」といちゃもんを付けたのではないだろうか。

50年間、沖縄を守り続けたことに感謝を示すことは大賛成だ。逆に、感謝決議に反対する人たちは日本人が大事にしている「感謝の心」と「思いやりの精神」が欠けてしまっているのではないか。







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