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文大統領、最後の自画自賛「高まった朝鮮半島の戦争危機を対話局面に転換した」「(日本による輸出管理強化を)国民が団結して克服した」




9日に退任となる韓国の文在寅大統領が大統領府で最後の自画自賛(演説)を行った。

誰も褒めてくれないから自画自賛したのだろうか。

まずは北朝鮮との関係を改善させたことを挙げた。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日、退任を前にソウルの大統領府で最後の演説を行った。5年の任期を振り返り、南北対話の契機となった2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の成功を挙げ「高まった朝鮮半島の戦争危機を対話局面に転換した」と述べた。

文氏は18年に南北首脳会談を3回行い融和ムードが高まったが、米朝首脳再会談の決裂後に南北関係も膠着(こうちゃく)。次期政権に向け「南北対話の再開とともに非核化と平和体制の構築に向けた努力が続くことを願う」と訴えた。

引用元 朝鮮半島危機を対話に転換と自賛 韓国の文大統領、退任演説

2018年の南北首脳会談は確かに両国にとって歴史的なことだったかもしれないが、結局両国の関係が盛り上がったのはあの時だけだ。2021年には文大統領は金与正氏に「愚蒙なことこの上ない」「鉄面皮」「非論理的で厚顔無恥」などと非難され続けた。

次に文大統領が自画自賛したのが、2019年の日本による対韓国の輸出管理の強化を「日本の不当な輸出規制」としたうえで「国民の団結した力で克服した」と改めてアピールした。

19年の日本による半導体材料の対韓輸出規制強化を「国民が団結して克服したことも忘れられない」と述べ、製造業の競争力強化につながったと強調した。韓国では、輸出規制強化は元徴用工訴訟に対する報復措置と受け止められている。

引用元 朝鮮半島危機を対話に転換と自賛 韓国の文大統領、退任演説

半導体材料の国産化に成功と自画自賛していたが、実際は、韓国製のフッ化水素は日本製より純度が低く、最先端半導体の生産には依然として日本製が不可欠な状況だ。

文氏は「特定国家に依存していた供給網を(国内に)新たに構築した」と胸を張るが、実態は異なる。韓国勢のフッ化水素は日本製より純度が低く、最先端半導体の生産には依然として日本製が不可欠だ。ただ日本からの輸入が滞るリスクが浮上したことで一部で韓国製への代替も進む。

韓国半導体大手からは「本来は不要だった代替調達でコスト増につながった」(幹部)との恨み節も漏れる。政治対立によって日韓両国の企業が打撃を受ける状況が続いている。

引用元 国産化支援、品目3倍に 韓国「脱日本」にはなお課題

他にも、平昌オリンピックの成功や、「K-防疫」と自賛してきた新型コロナ対策を振り返り「韓国は先進国であり、先導国家になった」などと自身で評価したそうだ。(参考

大統領退任後は一市民の暮らしに戻り、国民の幸せを祈ると述べたそうだが、その希望は叶うだろうか。







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