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サンデーモーニング「法的根拠があやふやなものを閣議決定で通してしまう」「安倍さん自身がそれを望んでいるかな」




サンデーモーニングが、安倍元総理の国葬を巡って、またも言いたい放題だ。

国葬を反対する野党議員に同調するかのように「法的根拠があやふやなものを閣議決定で通してしまう」などの主張があり、さらには「安倍さん自身がそれを望んでいるかなって思いで考えるんですけど」といった発言まで飛び出した。

 24日のTBS「サンデーモーニング」では、安倍晋三元首相の国葬が閣議決定されたことをテーマに取り上げた。

コメンテーターの安田菜津紀氏は「法的根拠があやふやなものを閣議決定で通してしまうことが常態化してゆく。これってもう法の支配ではなくて一部の人の支配を強化してゆく、安倍政権下でずっと指摘されてきた構造的な問題を悪化させてゆくことでもあるんじゃないかと危惧します」と述べた。

寺島実郎氏は「安倍さん自身がそれを望んでいるかなって思いで考えるんですけど」と提起し、「民主主義を生きる政治家の本懐は市民国民に敬愛されて送られることだと思うんですよ」と指摘。「そのことを我々自身もしっかり考えたうえで、将来に向けてのルール形成をしっかり説明すべきだと思いますね」と語った。

司会の関口宏は「たしかにそうですね。既成事実化されますからね。先々に大きな影響を与えていくと僕は思います」と述べた。

引用元 安倍氏国葬の閣議決定「サンモニ」寺島氏「安倍さんは望んでいるのか」関口宏「既成事実化されます」

やたら出てくる「法的根拠」だが、国家への功績は様々な形があり、根拠など絞れるわけがない。そうやって言えば世論を扇動できるとでも思っているのだろう。安倍元総理の場合は明確な理由がある。まずは憲政史上最長の長期政権。これは国民に支持されてきたからこそ成しえたのだ。次に外交で国際的なリーダーシップを発揮し、日本の国際的立場を向上させた。安倍元総理が掲げた「自由で開かれたインド太平洋戦略」は、今や欧米の指標にもなった。そして、亡くなったことで各国首脳や要人たちが弔意を示し、世界中の要人が弔問を希望している。どれだけ集まるか想像もつかない弔問客を受け入れるには国葬しかないだろう。

岸田総理も理由として、3つ挙げている。
①憲政史上で最長期間首相を務めた
②さまざまな分野で重要な実績をあげた
③国内外から哀悼の意が寄せられている
そして、「安倍元首相を追悼するとともに、わが国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜く」と国葬の意義を語った。

「閣議決定で通してしまうことが常態化」というが、これを否定するということは選挙制度と三権分立の否定にもつながる。

挙句の果てには「安倍さん自身がそれを望んでいるかな」など、もはや感情論でしか否定できないサンデーモーニングだった。







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