安倍元総理の国葬儀を巡り、東京新聞が全力の偏向報道「(式壇が)社会の分断を表しているよう」「(ビデオに)「森友、加計、桜」の疑惑などの話題がなかった」
会場の日本武道館は黒一色に染まった。前回の1967年の吉田茂元首相の国葬の際、「菊の香りでむせかえる会場」と本紙は報じていたが、清らかな花の香りはなかった。白菊に囲まれた安倍元首相の遺影が、参列者をただじっと見下ろしていた。
昨日行われた安倍元総理の国葬儀について、東京新聞が全力の偏向記事だ。
藤原かずえ氏も「この記事こそ揚げ足取りを結集した偏向の極致です。行き場のないプロパガンダ紙の必死のパッチを心から嘲笑します(笑)」とツイートしていた。
東京新聞
会場の日本武道館は黒一色に染まった。清らかな花の香りはなかった。白菊に囲まれた安倍元首相の遺影が、参列者をただじっと見下ろしていた→この記事こそ揚げ足取りを結集した偏向の極致です。行き場のないプロパガンダ紙の必死のパッチを心から嘲笑します(笑)https://t.co/Frs2O8c26Y
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) September 27, 2022
記事ではテロ対策の措置や新型コロナ対策のためのマスク着用や飲み物持参不可などについて、文句が綴られていた。さらに式壇についても「白菊の両脇に散らされた黄菊、社会の分断のよう」と表現していた。
場内アナウンスで、式壇は「闘う政治家」を表現していると紹介された。遺影に続くまっすぐな白菊の道が、「いかなる批判も恐れず行動した」政治信条を象徴しているのだという。ただ見方を変えれば、白菊の両脇に散らされた黄菊が、いみじくも社会の分断を表しているようにも映る。
「遺影に続くまっすぐな白菊の道が、「いかなる批判も恐れず行動した」政治信条を象徴している」と説明を受けたのに、「社会の分断を表しているようにも映る」のは常にうがった見方をしているからそう映るのだろう。
東京新聞はさらに頓珍漢なことを言っている。
思い入れがあったという東日本大震災のチャリティーソング「花は咲く」をピアノで弾く姿でスタート。2度の首相経験、アベノミクス、社会保障制度改革、地球儀を俯瞰する外交、安保関連法…。政府が作った約8分間のビデオは肯定的な政策評価であふれており、「森友、加計、桜」の疑惑など、物議を醸した話題はつゆほども出なかった。
一般の冠婚葬祭でも負のビデオを流す人などいるものか!批判したいがために一般常識すらも欠落してしまった東京新聞。しかも、「森友、加計、桜」はただの疑惑だ。これによって安倍元総理が罰せられた事実はない。
そして、参列者について触れたと思ったら、これも文句しか触れていなかった。
その後、献花が続いた。あまりの長丁場に「いつまで待たせるのか」と係員に詰め寄る参列者も。式典が終わったのは午後6時20分。トイレには、献花を終えた参列者の長蛇の列ができていた。
これは、参列中のある元参議院議員が、会場係員に対して発言したものらしいが、「安倍さんはもともと晴れ男を自負していましたけれど今日は本当に気持ちのいい秋晴れで、前向いて前進をしろといってるような思いを感じた」「大変素晴らしい国葬になった」などといった声もあったが一切触れていない。
また、日の丸の大きさについて「吉田氏の国葬時と比べ、明らかに小さい」と、官僚に遺影や日の丸の大きさを聞こうと試みたようだが、忙しいとあしらわれたようだ。コメントが取れたらこれにもひと文句付け足す気だったのかもしれない。
記事はその後、会場外や一般献花について触れていた。
デモが騒いでいたものの、国葬儀自体は素晴らしいもので、大成功だったといえよう。こういった偏向報道は、それをよく思わない東京新聞の悪あがきでしかない。まさに「行き場のないプロパガンダ紙の必死のパッチ」だ。