国会で個人の信仰を問いただしてしまった立憲民主党→泉代表、記者団からの質問に明確に答えず逃げの姿勢!
臨時国会で立憲民主党が躍起になっていることの1つが政府与党と旧統一教会の関係だ。この問題をめぐって立憲民主党が政府与党を批判する姿勢が連日メディアによって報道されている。
追及することで存在感を示したい立憲民主党だが、とんでもない質問が立憲民主党議員から飛び出した。何と、だ。大臣個人の信仰を問いただしたのだ。
この姿勢には与党のみならず、友党の共産党からも批判する声が上がっている。
「立憲」を謳っていながら、まさかの「憲法と人権軽視」であろう。開いた口が塞がらない。
立憲民主党所属議員が人権軽視発言!友党からも批判!
旧統一教会との関係をめぐる議論が衆参の予算委員会では行われている。被害者救済、被害防止といった議論もないことはないが、メディアが報じるのは立憲民主党が政府与党を批判する姿ばかりだ。
批判をすることで、存在感を示したい立憲民主党だが、とんでもない質問が予算委員会で飛び出した。驚くべきことに大臣個人の信仰を問いただしたのだ。「人権軽視」はもちろん、「憲法にも反する行為」であろう!!
この問題発言については与党からだけではなく、立憲民主党の友党である共産党からも厳しい声が上がっている。
共産党の田村智子政策委員長は21日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が問題となっている山際大志郎経済再生担当相に対し、旧統一教会の信者かどうかをただした立憲民主党の打越さく良氏の質問について、党として同調しない考えを示した。「私たちはそういう質問はしないですよね、ということに尽きる」と述べた。打越氏が19日の参院予算委員会で行ったこの質問に対しては、「信教の自由」を保障する憲法の精神に反するとの批判がある。
(出典 参議院インターネット審議中継)
常に行動を共にしてきた共産党も呆れている。そして、だ。更に情けないのが泉代表の対応だ。
記者からの問いかけに対して正面から答えようとしていないのだ。
立憲民主党の泉健太代表は22日、同党の打越さく良参院議員が山際大志郎経済再生担当相に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者かどうかをただした国会質疑について改めて内容の評価を避けた。「直接的には(評価は)控えるが、当然ながらさまざまな権利、人権に配慮をして一人一人の議員が質疑をすることが求められる」と述べるにとどめた。福岡市内で記者団の質問に答えた。
同時に、党としての判断は幹事長が行うとも指摘し、打越氏の国会質疑に対する自らの立場は明らかにしなかった。
党務の分担上、党首には党首の役割があり幹事長には幹事長の役割があることは理解できる。だが、これほど明確な「人権軽視」について野党第一党の党首が評価避けるのは情けないとしか言いようがない。
そして普段から護憲、人権を掲げ、立憲民主党の応援団と化している朝日新聞、そして毎日新聞はこの大問題については何故か批判の声すらあげようとしていない。
批判することが目的になり、結果、「人権軽視」、「憲法違反」をしてしまった立憲民主党。そろそろ問題の本質的な部分である被害者救済、被害防止に重きを移すべきではないのか。
このまま批判を続けていては、議論が深まるどころか、立憲民主党の評価を落とすだけだ。