新年早々、中国と北朝鮮が挑発。それなのに共産・志位委員長は「安保3文書」改定に反発
新年早々、中国と北朝鮮が日本を挑発。
中国の無人機が1日2日と連続で沖縄本島と宮古島間を通過し、北朝鮮も同じく1日、弾道ミサイルを発射させ、日本のEEZの外側に落下した。
防衛省統合幕僚監部は1日、中国軍のWZ7偵察型無人機1機が午前から午後にかけて沖縄本島と宮古島の間を抜け、東シナ海と太平洋を往復したと発表した。同機種の飛行確認は初めて。2日にも往復が確認された。防衛省は中国軍の無人機での活動活発化を警戒しており、目的を分析している。
防衛省によりますと、1日未明、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の日本海に落下したと推定されています。北朝鮮は31日も弾道ミサイルを発射していて、防衛省が警戒を続けています。
今年も日本を取り巻く安全保障環境は厳しい状況になりそうだ。
国民の安全を守るためには、やはり安全保障政策の強化は必要だったと思っていたが、日本共産党の志位和夫委員長は1日、次のようなツイートをしていた、
岸田政権の「安保3文書」に対して、「勝手に決めるな」という声が広がっています。
「専守防衛」をかなぐりすてる安全保障政策の大転換を、国民の信を問わずにやっていいはずがありません。日本共産党は、今年、「解散・総選挙で国民の信を問え」と要求してたたかいます。— 志位和夫 (@shiikazuo) January 1, 2023
国民が「安保3文書」改定に反発しているように受け取れるが、反撃能力も防衛費増額も世論の理解は得ている。反発を受けているのは防衛費増額にともなう増税方針だ。しかも自民党は2022年参院選で公約に「弾道ミサイル攻撃を含むわが国への武力攻撃に対する反撃能力を保有し、これらの攻撃を抑止し、対処します。」としている。決して勝手に決めてはいないと思うのだが。
新年早々、中国と北朝鮮が上記のような威嚇をしているのに、このようなツイートをしている志位氏には危機感がないと思わざるを得ない。