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【早くも暗雲!大丈夫?】立民が共産とも通常国会で連携。安住氏「岸田政権に対峙していくということでは各党一致で来たのではないか」と語るも、共産・穀田氏「維新は野党だと考えていない」




23日からの通常国会で立憲民主党と日本維新の会は共闘を継続することで一致したのだが、立憲民主党は旧統一教会の問題や防衛費増額に伴う増税方針や原発政策の転換について日本共産党と連携していく考えで一致したようだ。

今月23日に召集される通常国会に向け、立憲民主党と共産党の国会対策委員長が会談し、旧統一教会の実態解明などで連携していく方針を確認しました。

会談では、衆議院の細田議長に対して旧統一教会との関係について説明を求めることや、防衛費増額の一部を増税でまかなう政府の方針に反対する考えで一致しました。

立憲は、日本維新の会とも「共闘」を継続する方針で、国民民主党などを含め、野党全体で岸田政権と対峙(たいじ)する態勢を構築したい考えです。

引用元 立憲と共産、通常国会で連携へ 旧統一教会などで

政府が打ち出した防衛費増額に伴う増税方針や原発政策の転換について、通常国会で徹底審議を求めることを確認。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を巡り、細田博之衆院議長らに対し、引き続き説明を求めていく考えでも一致した。

引用元 防衛増税追及へ徹底審議 立・共

旧統一教会においては、何をしれっと追及する側に回っているのだろう?立憲民主党も数は違えど同じ立場ではないだろうか?

立憲民主党は、通常国会において、野党全体で対峙する態勢を構築したいようだが、国民民主党にも共闘参加を呼び掛けたが、拒否されている。

立憲民主党の安住淳国対委員長は、岸田政権に対峙していくということでは(野党)各党一致で来たのではないかと語るが、共産党の穀田恵二国対委員長は「維新は野党だと考えていない」と、立憲民主党の思惑に早くもほころびが。

立憲民主党 安住淳国対委員長
「岸田増税政権ですよね。これには対峙していくということでは各党一致できたんではないかと思います」

一方、立憲が日本維新の会とも関係を強化していることについて穀田氏は、「維新は野党だと考えていない」と指摘し、立憲と維新の接近に警戒感をあらわにしました。

引用元 立憲・共産 国会内共闘継続を確認

まったく足並みがそろいそうにないのだが、大丈夫だろうか。

昨年12月の衆院の統一協会の被害者救済法案については、立憲民主党、日本維新の会は賛成だが、共産党は反対に回っていた。

また、立憲民主党と共産党は原発政策の転換についても追及する構えのようだが、日本維新の会は参院選では次のように訴えている。

ロシア・ウクライナ情勢を受け、燃料調達を取り巻く状況は厳しさを増しています。今夏には大規模な電力不足が懸念されていますが、日本の原発はほとんどが停止したまま。電力不足への対応策は明確になっていません。

維新は安全確保ができた原発を速やかに再稼働し、安定した電力供給を行います。

引用元 日本維新の会 参議院議員選挙2022 ひっ迫する電力問題

これは明らかに立共の政策と異なるのだが…

実際に、電気代の値上げは国民生活を圧迫していて、それなのにさらに電気代を上げようと電力会社は申請をしている。その一方で、九州では原子力発電所を運転しているので、家庭用の電気料金は値上げしないでやりくりできている。この違いを考えれば、何が国民のためになるかは考えるまでもない。

どう考えても日本維新の会と共産党が歩み寄る光景が想像できない。浮かぶ光景は、日本維新の会と共産党に挟まれた立憲民主党が右往左往している姿だ。

きっと国民民主党もその光景を想像していたのかもしれない。

また、野党は防衛費増額に伴う増税方針についても追及していく構えだが、これは政府もそうだが、自民党の増税賛成派の完全な勇み足だ。あまりに先走ったばかりに野党に追求の隙を与えてしまった。せめて「増税も視野に入れて検討する必要がある」に留めておけばよかったのだ。萩生田政調会長や世耕参院幹事長が「増税以外も模索する」と言っても火消しにしか映らない。







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