石垣市が尖閣諸島の海洋調査を実施!→中国海警局、日本の船舶を追い払った!と大喧伝中!!
中国が現状変更を試みる尖閣諸島。その尖閣諸島は我国固有の領土であり、石垣市の行政権が及ぶ。
今回石垣市が30日に海洋調査を行った。海洋調査は石垣市が大学に委託して行い、その調査には石垣市長も同行した。
しかし、この海洋調査に呼応したのが中国だ。中国海警局の船舶が領海に侵入したのだ。その挙句、中国国内では「日本の船舶を追い払った」と喧伝しているというのだ。
中国の止むことのない横暴。この横暴に我国はどのように対応するのか。通常国会で議論してもらいたい。
石垣市の尖閣諸島の海洋調査!妨害に動いた中国!!
中国が連日のように接続水域への入域を行い、時には領海侵入も行っている尖閣諸島周辺海域。海上保安庁が対応にあたっているが、こうした中国の動きが常態化している。
海上保安庁が中国海警局と日々対峙している尖閣諸島だが、尖閣諸島に行政権を持つ石垣市が海洋調査を行った。だがそこでも現れたのが中国海警局だ。
沖縄県の尖閣諸島の沖合で、地元の石垣市が行っている海洋調査の船や付近で操業を始めた日本漁船の動きにあわせるように、中国海警局の船4隻が日本の領海への侵入を続けています。
(出典 海上保安庁)
なんと石垣市の行政権の行使を堂々と妨害する行動に出たのだ。
同日午前に定例記者会見に臨んだ第11管区海上保安本部の本部長は「日本船舶の安全を確保することで、この任務を遂行していく」と力強く語っている(参考)。
海上保安庁の尽力によって今回の海洋調査では被害は生じなかった。だが、中国国内に目を向けると驚きの報道がされているというのだ。
中国海警局が30日、尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺の海域から日本の船舶5隻を追い払ったと、中国国営中央テレビ(CCTV)が報じた。
報道によると、海警局の報道官は5隻が「釣魚島周辺の領海に違法に侵入」し、海警局の船によって追い払われたと指摘。「日本側に対し、この海域でのあらゆる違法行為を直ちに停止し、このような事態が二度と起こらないようにすることを求める」とした。
我国の領海に侵入しておきながら、中国国内では日本の船舶を「追い払った」との報道が行われているのだ。しかも「追い払われていない」のに、だ。
そして、完全に非は我国にあるという物言いだ。
中国の覇権主義的な動き、現状変更の動きは止む気配が一向にない。脅威に晒さる我国領土、領海をどのように守っていくのか国会で真剣な議論が必要だ。
政府は南西諸島防衛、防衛費の増額等の方針を示している。野党はどのような対案を示すのか注目していきたい。少なくとも、1年かけて統一教会と自民党の関係を明らかにしたい等と党幹部が言っている立憲民主党や、防衛力強化に反対する共産党には、期待できそうもない。