防衛省が石垣駐屯地開設について説明会を実施→反対派市民団体は説明会をボイコット!→どうして対話しないの???
陸上自衛隊の駐屯地として新設された石垣駐屯地。その開設に伴う説明会が石垣市の市民会館で開催された。
説明会では市民からの質問も行われたが、反対派の市民団体は、この説明会をボイコットしている。そのボイコットの理由は「自由な質問を保障し市民の不安や疑問に答えることは期待できない」というもの。(参考)
不安や疑問に答えることが期待できないとしているが、そもそも説明会に参加しなければ、解消することは困難ではないのか。
南西諸島防衛の空白を埋める石垣駐屯地。反対のための反対だけは、避けるべきではないのか???対話をすべきだ。
反対派に寄り添う沖縄県知事「丁寧な説明を尽くさなければならない」→反対派市民団体はまさかの説明会をボイコット!
中国の脅威に直面している南西諸島。その南西諸島防衛の空白を埋める駐屯地が開設された。それが石垣駐屯地だ。
石垣駐屯地の開設に関して沖縄県の玉城知事が開設を控えた今月6日に次のように記者団に語っていた。
陸上自衛隊石垣駐屯地の今月中旬の開設を控え、5日に車両の搬入作業が行われた件で、沖縄県の玉城デニー知事は6日、「市民は相当不安になっている。政府が事前に丁寧な説明を尽くさなければならない」との見解を示した。県庁で記者団に答えた。
(出典 沖縄県知事)
確かに玉城知事が言うように、開設される石垣市の市民が不安に思っているのであれば、それは丁寧に説明しなければならない。
陸上自衛隊と石垣市も市民の不安や疑問に答えようと説明会を開催した。しかし、だ。その説明会を反対派市民団体はボイコットしたというのだ。
防衛省と石垣市は22日夜、陸上自衛隊石垣駐屯地開設に伴う市民説明会を市民会館大ホールで開いた。市民からは「主権や国民の生命を守るため、駐屯地の機能を強化してほしい」「(駐屯地は)脅威だ。専守防衛ではない」と、歓迎や懸念の声が出た。自衛隊配備に反対する市民団体は説明会をボイコットし、反対派が防衛省側に詰めるような場面はなく、説明会はおおむね円滑に進行した。
このボイコットについて当該市民団体は「自由な質問を保障し市民の不安や疑問に答えることは期待できない」ことを理由に挙げている。(参考)
疑問や不安を払拭できる機会を自ら失っていることに反対派市民団体は気が付かないのか。沖縄県知事が丁寧な説明を求めることには理解できるが、説明会に出席しなければ丁寧な説明を行おうにも不可能だ。
そして更に理解に苦しむのが説明会への欠席を表明した後の行動だ。なんと説明会開会の前に抗議活動を行ったと言うのだ。(参考) 抗議活動をするよりも、説明会に出席したほうが不安や疑問の解消に役立つことは言うまでもない。
反対派市民団体は石垣駐屯地の開設について、反対のための反対をしているのか。仮にそうであるならそれはただのパフォーマンスとの批判や疑問が出てくるのは不可避であろう。
説明会では出席者から厳しい質問も飛んだと報道されている。(参考) 反対派市民団体も、対話を主張するなら、建設的な議論に参加してもらいたい。