軍事衝突続くスーダンに自衛隊派遣へ。在留邦人を保護し輸送
正規軍と民兵組織の間で軍事衝突が起きているスーダンにいる日本人を保護するため、自衛隊が準備を始めたことを松野官房長官が明らかにした。
松野官房長官は19日、緊急の記者会見を行い、軍事衝突が起きているスーダンにいる日本人を保護するため、自衛隊による輸送に向けた準備を始めたことを明らかにした。
アフリカ北東部のスーダンでは、首都のハルツームなどで軍と民兵組織との軍事衝突が発生し、多数の死傷者が出ている。
松野官房長官は19日午後、緊急の記者会見を行い、スーダンにいる日本人を保護するため、自衛隊による輸送に向けた準備を始めたことを明らかにした。
また、松野官房長官は、スーダンには19日時点で約60名の日本人が滞在していて、「現地に滞在する全ての日本人と連絡が取れていて、これまでのところ在留日本人の生命身体に被害が及んでいるとの情報には接していない」と述べた。
アフリカ北東部スーダンで、15日に始まった正規軍と民兵組織「即応支援部隊(RSF)」との軍事衝突は、18日も続いていて、WHOは18日、270人が死亡、2600人以上が負傷したと表明。
危険な地域での任務となるが、被害者を出すことなく、無事任務を達成して欲しいと願うばかりだ。
また「危険な地域へ自衛隊を送るのか」という声が出てきそうだが…