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欧米の駐日大使らのメッセージに自民保守系議員ら反発も、林外相は「コメントをすることは差し控えたい」




エマニュエル駐日米大使など欧米の駐日大使らによる日本に向けた差別反対のビデオメッセージについて、自民党の保守系議員らから反発の声があっがているが、林外相は「メッセージが発信されたことは承知しているが、その一つ一つにコメントをすることは差し控えたい」とコメントを避けた。

 林芳正外相は16日の記者会見で、欧米の駐日大使らが性的少数者問題で出した日本向けのビデオメッセージに関し、自民党保守系議員から内政干渉だと非難する声が上がっていることを聞かれると、正面からの回答を避けた。「メッセージが発信されたことは承知しているが、その一つ一つにコメントをすることは差し控えたい」と述べるにとどめた。

メッセージは、エマニュエル駐日米大使が12日に発表。米国、カナダ、欧州10カ国などの大使や公使らが、LGBTを含む性的少数者への差別に反対する法整備などを促している。林氏は、「政府として状況を見守りたい」と指摘し、理解を求めた。

引用元 林外相、コメント避ける 保守系議員からの欧米大使非難

ビデオメッセージ

このビデオメッセージは12日、アメリカのエマニュエル駐日大使がツイッターで公開し、ドイツやカナダ、EUなど、15の駐日大使館の大使らが出演して、LGBTなど性的マイノリティーの人たちの権利を支持し、差別への反対を呼びかけています。

この中で、イギリスのロングボトム駐日大使は「G7議長国を務める日本のもとで性的マイノリティーの人たちの平等な権利に向けた具体的な成果を期待しています」と強調したほか、EUのパケ駐日大使は「性差別や性的マイノリティーの人たちへの差別は間違っています。それを防ぐには法律が必要です」と訴えました。

また、アメリカのエマニュエル駐日大使は「差別ではなく尊厳。制約ではなく自由。不寛容でなく多様性の受け入れです。誰ひとり取り残さない社会を実現するときです」と、日本政府に対応を呼びかけました。

引用元 駐日大使ら LGBTの人たちへの差別反対のビデオメッセージ

関連ツイート

特に注目され批判を集めているのがエマニュエル大使の発言で、議員以外にもネット上にはエマニュエル大使の発言について「内政干渉だ」と言う声が多くあがっている。林外相は各国に配慮してコメントを避けたと思われるが、相手側が日本に対して配慮の欠片も見せない場合は、それ相応の反論をしなくては対等の関係とは言えないだろう。重要なことは有村議員が述べているように「LGBT法案をどうするかは、日本国民が自ら決めることです」だ。

我が国には『第14条 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。』があるとなぜ強く主張しないのだろうか。







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