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志位氏「「核抑止」=核の威嚇で相手を抑えることを宣言したことに矛盾を感じないのか?」




22日、日本共産党の志位和夫委員長がツイッターに「G7は「ロシアによる核の威嚇を許さない」と繰り返した。確かにプーチン氏の言動は厳しく批判されて当然だ。だがその一方で「核抑止」=核の威嚇で相手を抑えることを宣言したことに矛盾を感じないのか?「核の威嚇」への批判をロシアだけに矮小化し、自国の核を正当化する欺瞞を許してはならない。」投稿した。

志位氏のツイートには、肯定する意見と反論する意見が多数コメントされていた。

言いたいことは分からないでもないが、重要なことは、どのような国が核を持っているかということだ。実際にロシアは事あるごとに核使用を示唆して威嚇を繰り返す。核兵器により屈服させようとしているのだ。だが、核抑止=核の威嚇だと志位氏は述べるが、核抑止は核兵器を威嚇者に使わせないための最後の砦で、やむを得ないことなのだ。そういう考えに至らないから志位氏は日本の防衛力強化についても理解が示せないのだろう。

志位氏の語ることは確かに理想的なことだが、現実的ではない。核については抑止側が放棄すれば威嚇する側が大喜びするだけだ。順番からいえばロシアや中国に核放棄をさせる方が先だ。日本の防衛力強化も中国、ロシア、北朝鮮が挑発し日本の安全保障環境を脅かしさえしなければ実施しなくて済んだ話だ。







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