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大前研一氏「福島第1原発「処理水放出」めぐり韓国に言われる筋合いはない! トリチウム放出「日本22兆ベクレル」に対し「韓国143兆ベクレル」」




経営コンサルタント、起業家の大前研一氏が夕刊フジに「福島第1原発「処理水放出」めぐり韓国に言われる筋合いはない! トリチウム放出「日本22兆ベクレル」に対し「韓国143兆ベクレル」」を寄稿。

大前氏は「福島第1原発は年22兆ベクレル以下の放出だが、韓国の月城(ウォルソン)原発からの放出量は143兆ベクレル」「パイプを伸ばして、福島のかなりの沖から放出することになった。これが黒潮に乗って、太平洋に向かう。韓国の方には行かない。一方、韓国の処理水は日本海に流される。韓国にとやかく言われる筋合いはない」と主張。

東京電力福島第1原発にたまった処理水の海洋放出計画を巡り、21日から6日間の日程で訪日している韓国政府の視察団は、放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)や海洋放出設備などを検証して、処理水管理の実態を確認した。視察団は原発や放射能、海洋環境などの専門家21人で構成。

すでに国際原子力機関(IAEA)の職員と国際的な専門家でつくる調査団が昨年11月に国際的な基準に照らして安全性を検証し、処理水の海洋放出に伴う人への影響について、「非常に低い」と盛り込んだ報告書をこの4月に公表している。IAEAは6月末までに安全性に関する最終報告書をまとめる。G7広島サミットの成果をまとめた首脳声明でも、IAEAによる検証を「支持する」と明記している。

「安全性」お墨付き
IAEAがあらゆる調査をして「問題がない」とOKしているものを、韓国の視察団が「大丈夫ではない」と引っくり返すということは、かなりの新しい発見を見つけたことになる。私としてもぜひ知りたいところだ。

福島第1原発の処理水は、汚染水を浄化設備を通してストロンチウムやセシウムなどの放射性物質の大部分を除去した後に残るトリチウム水だ。トリチウムの放射線は極めて微弱で生体内での濃縮リスクも低い。

しかし、韓国の特に野党勢力は、福島第1原発のトリチウムの放水について、ずっとイチャモンをつけている。そこで、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は専門家を派遣したわけ。基本的には、視察結果を踏まえて「(韓国の専門家が見ても)大丈夫ですよ」というお墨付きを出すためだ。

ただ、そういった報告をしても、野党は依然として、「こんな調査では足りない」「数字は正確なのか」「われわれの疑念はそのまま残った」と言い出すに決まっている。

世界のどの原発もトリチウムを生成していて、日常的に液体や気体として海洋や大気中に放出されている。日本政府の計画では、福島第1原発は年22兆ベクレル以下の放出だが、例えば、韓国の月城(ウォルソン)原発からの放出量は2016年でも143兆ベクレルだった。

韓国の国民は、自分のところの原発がトリチウムを放出しているのに、日韓関係を悪化させた文在寅(ムン・ジェイン)前政権下の名残もあって、日本製の物は買わない、福島産のものは輸入できないというイチャモンを続けている。

福島第1原発の問題は、原発敷地内に並ぶ1000基余りのタンクに処理水を全部ためてしまったことにある。これをパイプを伸ばして、福島のかなりの沖から放出することになった。これが黒潮に乗って、太平洋に向かう。韓国の方には行かない。一方、韓国の処理水は日本海に流される。韓国にとやかく言われる筋合いはない。

以下ソースで

引用元 福島第1原発「処理水放出」めぐり韓国に言われる筋合いはない! トリチウム放出「日本22兆ベクレル」に対し「韓国143兆ベクレル」

多くの日本人はこれを理解している。だが、韓国や中国の国民はこのことを知らないのか、見ようとしていないのかわからないが、日本の処理水海洋放出に反発を続ける。こういった国を黙らせるためにも、政府には海外の原発との比較を海外に向けて拡散して処理水の安全性をアピールして欲しいものだ。特に反発している韓国や中国に向けて公表していただきたい。







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