岸田総理の大英断!イギリスとの間で防衛関係、経済関係強化へ!!イギリスは2025年に空母打撃群を派遣!!
大成功に終わった広島サミット。広島サミットの成果が報道されているが、見過ごせない大きな成果がある。それが日英関係だ。
岸田総理がイギリスのスナク首相との間で行われた日英首脳会談。その首脳会談では防衛関係、経済関係の強化が宣言されたのだ。
我国とイギリスとの関係は、安倍元総理以来、急速に深化している。岸田総理の手によって日英同盟以来の強固な関係を築いていってもらいたい。
日英首脳会談で示された、イギリス軍への武器等防護の検討!
G7サミットで来日したイギリスのスナク首相。スナク首相に関しては広島カープのロゴが刺繍されている真っ赤な靴下が話題になった。
靴下ばかりに話題が集まった日英首脳会談だが、我国とイギリスの関係をより深化、強固する内容だった。
両首脳は安全保障や経済分野の協力強化をうたった共同文書「広島アコード」を発表。日本側は自衛隊による英軍への武器等防護の検討を打ち出し、英側は空母打撃群を2025年にインド太平洋に再派遣する計画を表明した。
(出典 首相官邸)
何と、だ!イギリス軍に対して武器等防護の検討をするというのだ。報道にあるように、我国が武器等防護を実施する国はアメリカとオーストラリアと限定的なのだ。そこにイギリス軍が加わるとなると、もはや日英同盟と言ってもいい関係になるのだ。
この武器等防護は、有事の際に行われるものではない。昨年度の武器等防護について次のような報道がある。
防衛省は31日、安全保障関連法に基づく自衛隊による他国軍艦艇・航空機への「武器等防護」について、2022年は計31回行ったと発表した。米軍とオーストラリア軍が対象。武器等防護が可能となった17年以降で過去最多となった。
内訳は、弾道ミサイルを含む情報収集・警戒監視の米軍艦艇が4回、自衛隊と共同訓練中の米軍艦艇・航空機が23回、豪州軍が4回。
(出典 防衛省)
平時から訓練等で武器等防護が行われているのだ。
アメリカ、オーストラリアのみが対象になっている武器等防護にイギリスが加わるのであれば、イギリスが我国との関係においてどれほど重要なのかがよくわかる。
安倍元総理の回顧録の中には、イギリスの当時のメイ首相から日英同盟が持ちかけられたことが明かされている。(参考)
安倍元総理が深化を進めてきた日英関係が岸田総理のもとでさらに強固になっていることは間違いない。岸田総理には日英関係を日英同盟以来の最高の関係にしていってもらいたい。