韓国国防部長官「軍が哨戒機対応指針を撤回するという日本メディア報道は事実ではない」⇒自民・佐藤氏「ダメだこりゃ…日本は前のめりになる必要はない」
自民党の佐藤正久参議院議員が1日、「【ダメだこりゃ、努力するにしても韓国側が初めからこれじゃ。日本は前のめりになる必要はない→韓国国防大臣、日経新聞の記事「対日哨戒機にレーダー照射基準撤回」を事実ではないと否定】どうしても、イラク派遣の際、部下が写真撮影で韓国軍人にされた意地悪が脳裏を過る」とツイート。
【ダメだこりゃ、努力するにしても韓国側が初めからこれじゃ。日本は前のめりになる必要はない→韓国国防大臣、日経新聞の記事「対日哨戒機にレーダー照射基準撤回」を事実ではないと否定】
どうしても、イラク派遣の際、部下が写真撮影で韓国軍人にされた意地悪が脳裏を過るhttps://t.co/6oPUQXI1Ju— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) June 1, 2023
日経新聞は5月30日に「レーダー照射、4年半越し収拾探る 日韓防衛相が会談へ」のなかで、「韓国側は照射の事実を否定しているものの、その後に作成した軍の指針を撤回する用意がある」と報じた。
韓国海軍が2018年12月、自衛隊機に火器管制レーダーを照射した問題を巡る日韓両政府の協議が詰めの段階に入った。韓国側は照射の事実を否定しているものの、その後に作成した軍の指針を撤回する用意がある。日本は再発防止を確実にすることで、韓国との防衛協力を前に進める方針だ。
しかし、韓国国防部長官は31日、日経新聞の報道は事実ではないと否定。
イ・ジョンソプ国防部長官が去る31日日本日本経済新聞が報道した韓国軍哨戒機対応指針撤回について事実ではないと説明した。
イ・ジョンソプ長官はこの日、国会国防委員会に出席し、「韓国軍が哨戒機対応指針を撤回するという日本メディア報道は事実ではない」と話した。この問題が韓日国防長官会談議題になっているかという質問には「自然にその問題が議論されるものと見れば良い」と答えた。
日経が事実と異なることを報じたのか?それとも、韓国側が日本との協議内容と韓国国内への発信を使い分けているのか?いずれにしても「自然にその問題が議論されるものと見れば良い」と答えている時点で、韓国側は有耶無耶にする気満々のようだ。
韓国国防部長官は3月に「日本はこれ以上事実を歪曲する行為をやめ、人道的救助活動中だった韓国艦艇に対して威嚇する低空飛行をした行為を謝罪せよ」と要求した従来の国防部の立場について、「変わりはない」と述べていた。(参考)
簡単に非を認めるわけがないとは思っていたが、案の定だった。佐藤氏ではないが「ダメだこりゃ」だ。佐藤氏は「日本は前のめりになる必要はない」と述べているが、レーダー照射問題が解決されないのに前のめりになるのは危険だ。佐藤氏も「ダメだこりゃ」と諦めるのでなく、レーダー照射問題が有耶無耶にされないように防衛大臣と防衛省に喝を入れていただきたい。
日韓関係を修復に取り組むのもいいが、その前にレーダー照射問題と竹島問題については絶対に有耶無耶にしてはいけない。