川勝知事、開業が10年遅れ、費用も莫大に膨れ上がる迂回案を非公式で打診?
産経新聞が2日、「川勝知事がリニア開業10年以上遅れる案、非公式打診」を配信。
記事によると、予定している長野県飯田市を通るルートから、静岡県を通過しない松本市への迂回ルートを非公式ながらも提案したという。
【経済インサイド】川勝知事がリニア開業10年以上遅れる案、非公式打診https://t.co/XkOtqigF9U
関係者によると、川勝氏は昨年12月ごろに非公式の場で、JR東海に品川-名古屋間の先行開業を取り下げさせるよう、繰り返し要請してきたという。
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 1, 2023
リニアは東京・品川と名古屋を40分で結びます。
日本経済を活性化させるだけでなく、「インフラ輸出の目玉」としても期待されています
中国もリニア開発を進めています
一日も早い開業が望まれますが、静岡県の川勝知事が猛反対してきました https://t.co/Z208WVA4Yy— こちら夕刊フジ編集局 (@yukanfuji_hodo) June 2, 2023
開業が10年遅れるのもさることながら、費用も莫大にふくれあがる。それに伴い、10年間分の経済効果も受けられなくなる。
国土交通省が出したリニア中央新幹線の経済効果(試算値)
③リニア中央新幹線の経済効果(試算値)
・品川~名古屋間のリニア開業に伴う経済効果(50年間)は約10.7兆円と推計、東海3県へは約2兆円、単年度では約800億円を見込む。
・品川~新大阪間のリニア開業に伴う経済効果(50年間)は約16.8兆円の経済効果(50年間)、うち東海3県へは約3兆円、単年度では約1,200億円が見込まれ、早期の全線開業は我が国のみならず、中部圏にも大きな効果をもたらす。
品川~名古屋間で10.7兆円、品川~新大阪間で16.8兆円の経済効果(50年間)が見込まれている。工事が10年遅れれば受けられるはずだった10年間分の経済効果を失うのだ。また、10年遅れれば確実に中国に先を越されるだろう。
川勝知事は「公式の場で言ったことはない」と述べているようだが、国などの関係者に漏らした時点で腹案と受け取られるのは当然だ。またも軽はずみな発言が問題視されてしまったようだ。本当に懲りない人だ。
ネットの反応
川勝知事のおかげで静岡県のイメージが底辺まで落ち込もうとしている。産経新聞のツイートのリプ欄のコメントの中には「静岡県の恥さらしで癌が迷惑をかけて申し訳ないです」といった悲痛な静岡県民の声もあった。