【まずは党内部に訴えてみては?】れいわ・山本代表への懲罰動議提出、自民、立憲などが調整⇒立憲議員「この懲罰動議はおかしい」とツイート
怒号が飛び交い、議会が騒然となる中、入管難民法改正案が参院法務委員会で可決されたが、採決時に杉久武委員長に飛び掛かろうとしたれいわ新選組の山本太郎代表に対して、自民党は立憲民主党などと共に懲罰動議を提出する方向で調整しているそうだ。
山本代表の行為のせいで議員2名が負傷したという。
自民、立憲民主両党などは8日、参院法務委員会の採決時に杉久武委員長(公明党)に飛びかかろうとしたことなどを問題視し、れいわ新選組の山本太郎代表に対する懲罰動議を提出する方向で調整に入った。
山本氏は8日、外国人の収容・送還ルールを見直す入管難民法改正案の採決を阻止するため、委員会室の机上から杉氏に飛びかかろうとして、与党議員らともみ合いになった。自民党関係者によると、この際に同党の若林洋平、永井学両参院議員が負傷したという。
若林氏はこの後、東京都内で記者団の取材に応じ、顔などに打撲を負ったとして「どんなことがあっても暴力はいけない」と指摘した。>>れいわ山本太郎代表の懲罰動議提出へ 入管法改正案採決時などで議員らにけが負わせる
国会と国民を完全に舐め切ってる、この穀潰しの政治芸人をいい加減辞めさせろよ。https://t.co/uvQshKnew1 pic.twitter.com/lF3u9xUbpU
— 海乱鬼 (@nipponkairagi) June 8, 2023
その場にいた自民党の和田政宗参議院議員のツイート。
法務委員長に飛びかかろうとした山本太郎氏のダイブで、目のすぐ下に山本氏の手が強く当たり、ひざを怪我した我が党議員。
目の本当にすぐ下だったとのことで、もし目に入っていたら大変なことに。
私は「暴力はやめろ」と委員席から叫んだが、山本氏は委員長につかみかかろうとダイブを繰り返した。
— 和田 政宗 (@wadamasamune) June 8, 2023
山本代表に対する懲罰動議提出には立憲民主党も賛成のようだが、立憲民主党議員からは「この懲罰動議はおかしい」と非難の声があがっている。
立憲民主党の小西洋之参院議員が8日、自身の公式ツイッターを更新。同日の入管難民法改正案採決時に暴力行為を行ったとしてれいわ新選組の山本太郎代表に対して提出される見込みの懲罰動議に対し「この懲罰動議はおかしい」と非難した。
小西氏はツイッターで、山本氏への懲罰動議提出を伝える報道を引用。「法律には文字どおり人の命が懸かったものがある。入管難民法案はまさにそれだ。そうした法案の強行採決に直面したときの行動は個々の議員の政治信条そのものでそれを懲罰事犯にするべきではない。もちろん、暴行そのものを目的とする行為は許されないが、議会制民主主義の懐(ふところ)で処理すべきものだ」とし、懲罰動議提出に強く反対した。
この懲罰動議はおかしい。法律には文字どおり人の命が懸かったものがある。入管難民法案はまさにそれだ。そうした法案の強行採決に直面したときの行動は個々の議員の政治信条そのものでそれを懲罰事犯にするべきではない。もちろん、暴行そのものを目的とする行為は許されないが、議会制民主主義の懐(… https://t.co/Pkh6IHL1MN
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) June 8, 2023
至極賛同します。 https://t.co/aVowUoAwGN
— 石垣のりこ (@norinotes) June 8, 2023
まずは党内部に訴えてみてはいかがだろうか。