韓国メディア「日本がＩＡＥＡに政治献金を行った」と報じる⇒日本政府「事実無根で、無責任な偽情報の流布に強く反対する」
韓国メディアが、日本政府が国際原子力機関（ＩＡＥＡ）に１００万ユーロ（約１億５千万円）以上の政治献金を行ったなどと報じたことに対して、外務省は「事実無根であり、無責任な偽情報流布に対し、強く反対する」と反論した。
外務省は２２日、東京電力福島第１原発事故で生じた処理水の海洋放出を巡り、日本政府が国際原子力機関（ＩＡＥＡ）関係者に政治献金を行ったなどと一部の外国メディアが報じていることについて、「事実無根であり、無責任な偽情報流布に対し、強く反対する」と反論した。
報道は韓国のインターネットメディア番組が２１日に動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信。出所不明の文書に基づき、日本の外務省幹部とされる人物が国際原子力機関（ＩＡＥＡ）に１００万ユーロ（約１億５千万円）以上の政治献金を行ったり、ＩＡＥＡが近く公表する予定の包括報告書について「結論は最初から絶対安全と決まっている」と述べたなどとしている。
外務省は文書の内容に関し、「あり得ない」と否定している。
松野博一官房長官も２３日の記者会見で、外務省と同じく「事実無根で、無責任な偽情報の流布に強く反対する」と非難した。
松野博一官房長官は23日の記者会見で、東京電力福島第1原発から出る処理水の海洋放出を巡り、日本政府が国際原子力機関（IAEA）に政治献金を行ったとの一部外国メディアの報道に関し、「事実無根で、無責任な偽情報の流布に強く反対する」と批判した。
その上で、海洋放出について、「高い透明性を持って、科学的根拠に基づき丁寧に説明し、国際社会の理解が深まるよう、引き続き取り組む」と強調した。
こういった偽情報の流布は、日本のみならずＩＡＥＡをも貶めているという考えに及ばないことが残念なところだ。
反論や非難だけでなく、しっかりと韓国政府に抗議をして、対応させないようでは舐められるばかりだ。
いくら韓国政府が日本に友好的な態度をとってみても、韓国野党や韓国メディアが嘘の情報を拡散し、韓国国民がそれを信用する。日本を貶めようとしている勢力がのさばっている限りは信頼関係など築けるわけがない。日本政府はこういった反日行為が無くならない限り、関係改善は難しいと伝えるべきだ。