【やれやれ…尖閣付近で漁をしている県民の安全は眼中にない?】訪中の玉城知事、尖閣について「話に出なかったので、私からあえて言及することもなかった」
中国訪問前に、尖閣問題について「発言しないことも選択肢」と語っていた玉城デニー沖縄県知事だが、李強首相と会談した際、尖閣について言及しなかったようだ。報道によると「話に出なかったので、私からあえて言及することもなかった」ということだ。
中国訪問中の日本国際貿易促進協会(国貿促、会長・河野洋平元衆院議長)の代表団は5日、北京の人民大会堂で李強首相と会談した。李氏は代表団訪中を「高度に重視している」と評価し、日中関係の強化を呼び掛けた。日本の財界人らで構成する同代表団の訪中は2019年以来で、沖縄県の玉城デニー知事も参加した。
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玉城氏は会談後、尖閣について「話に出なかったので、私からあえて言及することもなかった」と記者団に説明。「県としては政府の立場を踏襲する」と語った。
国貿促は中国との友好促進や経済関係の強化を目的に活動する日中友好7団体の一つ。
玉城知事は日本国際貿易促進協会(国貿促)に同行して中国を訪問したのだが、国貿促は「中華人民共和国間の貿易を促進する目的で設立された、日本の団体。1954年設立。機関誌の発行、中国国内企業の信用調査・市場調査等の業務を行う」(参考)と説明されているようにまさに「日中友好」を看板にした組織だ。会長の河野洋平元衆院議長といえば「河野談話」で有名だが親中派としても有名だ。そんな団体に同行したのだからまともな外交などするはずはない。最初から中国におもねるのが目的だったことは明白だ。尖閣について「県としては政府の立場を踏襲する」のなら言及すべきだった。尖閣付近で漁などの活動をしている県民の安全など眼中にないのか?本当に残念な知事だ。
また、玉城知事は習近平国家主席の「琉球発言」については「今後の交流進展を希望するという意見だった」と、問題視しない考えを示した。
中国を訪問し李強首相らと会談した玉城デニー沖縄県知事は5日夜、「地域交流の促進に対する答えをしっかりいただき、非常に有意義だった」と述べ、県が進める「地域外交」に基づく訪中の意義を強調した。
北京市内で記者団の取材に応じた。
共産党機関紙・人民日報が伝えた習近平国家主席の「琉球」を巡る発言については「今後の交流進展を希望するという意見だった」と評し、否定的に受け止めるべきではないとの考えを示した。
同紙がかつて沖縄の帰属問題に関する論文を掲載したことを踏まえ、沖縄と中国の交流に対する懸念の声があるとの指摘に関しても「われわれの所属するところは歴史の文脈の中で十分整理されている」と述べた。
今回の訪中について、ネット上でも不満の意見が多くあがっている。
沖縄県知事の役目を果たせないのですね。