珍説！川勝知事、今度は“水”ではなく盛り土を理由にリニア関連工事に反対へ！！
ＪＲ東海と東京電力側の協議が開始されたことが報じられている田代ダム案。川勝知事によって静岡工区の動きが停滞していたことを思えば、大きな前進だ。
進む田代ダム案の協議だが、またしても川勝知事が牽制球を投げている。協議によって「新たな論点が出てくるかもしれない」と語っているのだ。
またしても珍説で動きを止める気なのか。川勝知事はご自身がリニア開業を遅らせているという自覚全くないようだ。
協議開始も、珍説を準備中？
四面楚歌、孤立無援といった言葉が似合ってきた川勝知事。リニア中央新幹線をめぐり、川勝知事の姿勢の異常さが多く報道されるようになった。
川勝知事の異常な姿勢が目立ち始めたのと同時に、大きな動きもあった。それが田代ダム案の協議開始だ。ＪＲ東海と東電側との協議が進めば、川勝知事の訴える水問題の有効な解決策になり得るのだ。
しかし、だ。協議が始まった途端、川勝知事がまたしても珍説で阻止する構えを見せ始めた。
静岡県の川勝平太知事は27日の記者会見で、JR東海の田代ダム（静岡市）案について「実現可能性含め、新たな論点が出てくるかもしれない」との持論を展開した。リニア中央新幹線の静岡工区を巡り、工事中に大井川流域の水資源が減るとの県側の懸念に対してダムの取水抑制案を提案していた。JR東海はダムを管理する東京電力と協議を進めているものの、仮に合意しても県が新たな懸念を示す可能性がある。
（出典 全国知事会）
持論を展開する川勝知事。今までの川勝知事の姿勢をみると、またしても静岡工区の着工を阻止しようとしているのではないかという懸念しかない。
そして、更にだ。今では水だけではなく、「土」も問題にする姿勢を鮮明にしているのだ。
特別な対策が必要な発生土は県の盛り土条例に抵触するとして計画を認めない姿勢を県が示しており、例外的に盛り土を可能とする適用除外を求めるJR東海と調整が続いている。
工事に伴って発生する土、これに関して川勝知事は定例記者会見で「工事をめぐっては、水の問題と工事に伴う発生土の問題、南アルプスの生態系の問題がある。このうち大きいのは水と発生土の問題だ」（参考）と語り、水問題と同様に取り上げる姿勢を示している。
次から次へとリニア中央新幹線の工事を阻止するために手を打つ川勝知事。この人物によって我国の国家的プロジェクトが止まっているのだ。
田代ダム案で進展をみせたとしても、川勝知事は他の手で阻止に動くに違いない。