沖縄県の玉城知事、訪中で「中国とつないでいただいている琉球・沖縄のつなぎをしっかりと結んでいって平和な時代・豊かな時代を作るため、努めていきたい」→尖閣諸島の現状を理解しているの???
沖縄県の玉城知事が中国を訪問している。いうまでもないが中国は連日のように我国固有の領土である尖閣諸島周辺に公船を出没させ、現状変更を目論んでいる。
沖縄県としても危機的な状況にあることは明白だが、そんな中での玉城知事の訪中には注目が集まっている。
しかし、だ。どうやら玉城知事は我国、そして沖縄県が置かれている状況をしっかり認識していないようだ。
少なくとも現状をしっかり認識した上で訪中をするべきだった。そうでなければただの媚中知事にしか見えない。
訪中の玉城知事、中国に対する危機感はゼロ!
我国はもちろん、東アジア、欧米からも危険視されている中国。中国の脅威に対して無頓着なのが尖閣諸島を管轄する沖縄県の玉城知事だ。
訪中している玉城知事は、琉球王国と中国とのゆかりの地を訪問し、次のように語っている。
中国を訪問している沖縄県の玉城デニー知事が琉球王国時代ゆかりの墓を訪れ、中国と沖縄との古くからのつながりを守っていくと述べました。
玉城デニー知事:「中国とつないでいただいている琉球・沖縄のつなぎをしっかりと結んでいって平和な時代・豊かな時代を作るため、努めていきたい」
玉城知事は4日、北京市郊外にある「琉球国墓地」の跡地を訪れました。
清朝時代に琉球王国から派遣された役人など14人が埋葬されています。
玉城知事は死後の世界で使う黄色い紙を供えるなど沖縄の方法で墓参りをし、中国と沖縄とのつながりを守っていくと強調しました。
(出典 沖縄県庁)
中国と平和な時代、豊かな時代を作るという思いは結構だが、その大前提が平和であることは間違いない。中国が我国の平和を脅かしているという事実については認識していないのか。
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で3日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは32日連続。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。
(出典 海上保安庁)引用元 尖閣周辺に中国船 32日連続
玉城知事が中国で媚びを売る前日には尖閣諸島周辺に中国当局の船が確認されているのだ。こうした状況を無視した上で、平和な時代・豊かな時代を作りたいと言っているのか。
中国に媚びを売る前に、尖閣諸島周辺に中国当局の船が出没していることに抗議をしたのか。
玉城知事は6日まで中国を訪問するとのことだが(参考)、これ以上、中国に媚びることなく、言うべきことは言ってもらいたい。何も言わずの帰国となれば、媚中派という誹りは免れない。