松野官房長官、中国のイチャモンに「トリチウムの年間放出量は中韓両国を含む海外の多くの原子力関連施設と比べて低い水準」

松野官房長官は６日の記者会見で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出計画を巡り、中国政府や韓国野党などが批判していることに対し「放射性物質トリチウムの年間放出量は中韓両国を含む海外の多くの原子力関連施設と比べて低い水準にある」と反論した。

中国政府は処理水を「核汚染水」と呼び、海洋放出計画を進める日本を非難している。中国外務省の汪文斌副報道局長は３日の記者会見で「核汚染水を海に流すという日本の間違った行為を支持してはいけない」とＩＡＥＡに処理水海洋放出を認めないよう要求し、同氏は６日の記者会見でも「国際社会と十分な協議をしていない。身勝手で傲慢だ」と日本を非難していた。

　松野官房長官は6日の記者会見で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出計画を巡り、放射性物質トリチウムの年間放出量は中韓両国を含む海外の多くの原子力関連施設と比べて低い水準にあると説明した。放出計画について「核汚染水」などと批判する中国に反論した形だ。

原子力規制委は、海洋放出の設備が正常に作動することが確認できたとして使用前検査の合格を示す終了証を7日に東電に交付する。放出へ設備面の準備が全て終わる見通し。

経産省のウェブサイトによると、海洋放出に関しトリチウムの年間放出量は22兆ベクレル未満を予定。海外の原子力関連施設もトリチウムを海洋などに放出している。

引用元　トリチウム、中韓より低水準　松野官房長官、処理水批判に反論

「中韓両国を含む海外の多くの原子力関連施設と比べて低い水準にある」とあるが、こういったことはどんどん発信すべきだ。国内よりむしろ海外に向けてすべき。処理水海洋放出計画を支持している欧米には耳が痛い話かもしれないが、科学的根拠を示しても理解しようとしない国があるのだから、海外の原発と比較して安全性を語るしかない。

ネットの反応

日本政府は（世界に向けて）毅然とした対応・発信をお願いしたい。

当然国家の責任として言うべき事だと思います。
ただ忘れてはならないことは、国内の一部左翼政党が、中共や韓国の左翼政党と一緒になって風評を撒き散らしている事です。

この件は正論だ。
中韓は日本に流れてくる原発処理水について、日本に説明せよ。
その上で、日本の処理水との数値比較をして、その上で言及せよ。

自分がたまたま見ていないだけかも知れないけど、一般のテレビのニュースでこういった言動を日本政府がしていると見ないな。
中韓が反発しているとは報道されるけど。

中韓にとって、福島処理水のトリチウム濃度が、自国の原発汚染水より高かろうが低かろうが関係ない。
処理水を海洋放出することをネタに、日本を誹謗中傷し、国際社会における日本の立場を貶めたいだけ。