共産・志位委員長「選挙協力をするには政党間で政権合意と政策合意、対等な立場での選挙区調整の三つが必要」
立憲民主党と日本共産党が面白いことになってきた。
泉健太代表は、共産党との選挙協力を巡り「やらない」と述べていた。泉代表は共産党と距離を取りたかったのだと考える。しかし、党内で小沢一郎衆議院議員らが「野党候補一本化」を求め「有志の会」を設立したことで、泉代表は「各県の事情を踏まえて柔軟に考えたい」と一転して容認せざるを得ない状況に追い込まれた。
すると、共産の志位和夫委員長が「選挙協力をするには政党間で政権合意と政策合意、対等な立場での選挙区調整の三つが必要になる」と言い出した。
共産党の志位和夫委員長は6日の記者会見で、立憲民主党が次期衆院選に向け野党間の候補者調整を条件付きで容認する姿勢に転じたことに対し、選挙協力をするには政党間で政権合意と政策合意、対等な立場での選挙区調整の三つが必要になるとの立場を示しました。https://t.co/ujenuidfSW
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) July 6, 2023
立憲は共産に完全に足元を見られているようにも見られるが、要するに枝野氏が代表をしていたころの立憲と共産の関係に戻そうというものだ。
これに対して泉代表がどのような対応をするか見ものだが、当然、連合は「政権合意・政策合意・対等な選挙区調整」について反発するだろう。いっそのこと、小沢氏と考えに賛成する議員たちは共産に行き、泉代表の考えに賛成する人は国民民主党に行ってはどうだろうか。その方が支持者のモヤモヤも解消されるだろうし、連合も支持しやすいのでは?
関連ツイート
《「日本共産党100年史」刊行について》 https://t.co/mJvWRT12xP
6日の会見の動画です。総選挙における市民と野党の共闘についても、記者団の質問に答えてまとまってお話ししました。— 志位和夫 (@shiikazuo) July 7, 2023
やはりこうなる。選挙区と票だけ得られる、なんて都合の良いことにはならない。 / 共産、立民に「政権合意」要求 共闘路線への転換、明確に説明を:時事ドットコム (時事ドットコム) #NewsPicks https://t.co/T4JVkErkaD
— 音喜多 駿(日本維新の会 政調会長・参議院議員) (@otokita) July 7, 2023
共産、立民に「政権合意」要求 共闘路線への転換、明確に説明を:時事ドットコム https://t.co/JzGyulcZ1F @jijicomより
共産党が政権合意を求めるなら、まず自らが政権を担う覚悟があるのか、自衛隊等の基本政策についての認識をどうするのか、明らかにすべき。— 山口二郎 (@260yamaguchi) July 6, 2023
「自衛隊解消」「日米安保廃棄」を党綱領に堂々と掲げる共産党さんは、立憲民主党さんとの「政策合意」を目指しているそうです。
共産・志位委員長、立憲の候補一本化方針に「政策合意が必要」:朝日新聞デジタル https://t.co/WX4TtepzTc #立憲 #共産
— こちら夕刊フジ編集局 (@yukanfuji_hodo) July 6, 2023