東京新聞が処理水海洋放出巡り、必死の印象操作「日本は分担金2位。IAEAは中立的な立場だったか」⇒ネットから「拠出1位の中国には忖度しなかった」
東京新聞が東京電力福島第一原発の処理対海洋放出を巡り、印象操作に必死だ。
日本はIAEAに巨額の分担金を拠出していることをあげ、忖度があったのではないかと匂わせた。
原発処理水の放出にお墨付き…IAEAは本当に「中立」か 日本は巨額の分担金、電力業界も人員派遣
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— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) July 8, 2023
疑念だらけ
原発処理水の放出にお墨付き…IAEAは本当に「中立」か 日本は巨額の分担金、電力業界も人員派遣
IAEAはどこまで信を置けるのか。かねて日本政府は、IAEAに巨額の分担金や拠出金を支出してきた。IAEAのお墨付きは、中立的な立場から出たと受け止めるべきか?https://t.co/iweVOSDczA pic.twitter.com/1QqdUkSDR8
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) July 8, 2023
東京電力福島第一原発で生じる汚染水。浄化処理後に海洋放出する計画に関し、国際原子力機関(IAEA)がお墨付きを出した。これに続き、日本の原子力規制委員会も関連設備の使用前検査で終了証を出したが、そもそもIAEAはどこまで信を置けるのか。かねて日本政府は、IAEAに巨額の分担金や拠出金を支出してきた。IAEAのお墨付きは、中立的な立場から出たと受け止めるべきか。
中略
◆巨額な拠出金 日本の分担率は「10%超」
IAEAは原子力の平和利用促進と軍事転用防止を掲げる。発足は1957年。本部はウィーンで、今年1月時点の加盟国は176カ国。原子力の研究開発や実用化などを進める。2005年には原子力施設の抜き打ち査察などで核拡散防止に尽力したとしてノーベル平和賞を受賞した。
外務省のサイトによると、IAEAの資金は各国の義務的分担・拠出金と任意拠出金で賄われている。
外交青書によれば、20年度の外務省の拠出総額は約63億円。総務省のサイトで公表される「政策評価等の実施状況及びこれらの結果の政策への反映状況に関する報告」のうち、15年度分を見ていくと、日本の分担率は10%を超えるとあり、「加盟国中第2位」と記されていた。
東京新聞のツイートのリプ欄には、多くの東京新聞に対する批判的なコメントが投稿されていたが、見事なコメントがあった。
投稿主は男性公務員の方のようだが、まさに仰る通り。分担金の多さで中立的か否かを問うのなら、あれほど猛反発している分担金1位の中国の意見に耳を傾けないのはおかしい。中国の主張に少し耳を傾ける報告書の内容だったら少しは頷けるが、中国の主張など全否定されている。よって、忖度など存在せず、公平な立場で調査を行い、報告書をまとめたと考える。
また、東京新聞はわざわざ10%を超えている15年度分を紹介しているが、指摘にもあるように、2023年度の分担率は日本は10%を下回る7.728%だ。
(出典 https://www.iaea.org/sites/default/files/gc/gc66-11_0.pdf)
なぜ最新のものが公表されているのにわざわざ古いデータを紹介するのだろうか?総務省や外務省のデータが2015年までのものかもしれないが、IAEAの発表を見ればこのようにしっかり公表されている。情報収集に手を抜いたか、わざわざ割合の多いデータを用いたかどちらかだろう。
東京新聞はいい加減この手の印象操作が通じなくなっていることに気付くべきだ。