玉木代表「共産、あるいは共産と組む政党とは一切調整しない。立民が共産と組むなら、候補者調整や選挙協力はできない」「自衛隊違憲や原発即ゼロの政党とは相容れない」
国民民主党の玉木雄一郎代表は、野党間での選挙協力について「共産、あるいは共産と組む政党とは一切調整しない。立民が共産と組むなら、候補者調整や選挙協力はできない」と述べた。
立憲民主党の泉健太代表が候補者調整と選挙協力は異なると説明が、玉木代表は「候補者調整は選挙協力の一形態で同じだ」と切り捨てた。
国民民主党の玉木雄一郎代表は8日、次期衆院選を巡り立憲民主党の泉健太代表が呼びかけた、共産党を含む野党間での候補者調整を拒否すると強調した。訪問先の奈良市内で記者団に「共産、あるいは共産と組む政党とは一切調整しない。立民が共産と組むなら、候補者調整や選挙協力はできない」と述べた。
泉氏が、候補者調整と選挙協力は異なると説明している点に関し「候補者調整は選挙協力の一形態で同じだ」と疑問視した。
立民の岡田克也幹事長は神戸市内で記者団に「共産に限らず、自民党の数を減らすとの大局観に立って調整を進めたい」と語った。
また、玉木代表は、11日に次のツイートを投稿していた。
国民民主党の政策の柱は
①自分の国は自分で守る
②給料が上がる経済の実現自衛隊違憲なら①ができません。
原発即ゼロなら②ができません。よって、自衛隊違憲や原発即ゼロの政党とは相容れないのです。
私たちは、国を守り、産業を興し、民を豊かにすることが国家の本質的役割だと考えています。— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) July 11, 2023
重要政策が相容れない政党とは選挙協力はできない。これを違えれば単なる野合になると、玉木代表はかねてから指摘している。
それにしても岡田克也幹事長の発言は野党第一党の幹事長の発言としては残念な発言だ。「自民党の票を減らすこと」が目的のようだ。立憲の票を増やすとは言えないのか?こういう考えが国会での自民追及に影響していると考える。他者を貶めるより、自身を評価してもらわねば今後も政権を担うことはないだろう。