韓国野党議員の「処理水放出反対」会見に、立憲・社民・れいわの議員ら８人が賛同。日韓議員による共同声明も公表
社民党が韓国野党と連携して東京電力福島第一原発の処理水海洋放出計画の反対運動をしているのはご存じだと思うが、「共に民主党」の国会議員らが東京で「処理水放出反対」の記者会見開いた際に、立憲民主党の阿部知子衆院議員も同席し、日韓議員による共同声明も公表された。社民党だけでなく、立憲民主党とれいわ新選組の議員も韓国野党の声明に賛同した。
近藤昭一（立憲）、篠原孝（同）、 原口一博（同）、 阿部知子（同）、櫛渕万里（れいわ）、大河原雅子（立憲）、福島瑞穂（社民）、大椿裕子（同）の8議員
韓国国会議員が「処理水放出」反対会見 日本の野党議員も8人賛同「メンバー増やす予定」(J-CASTニュース)https://t.co/LgMKqG3C18— 石井孝明（Ishii Takaaki） (@ishiitakaaki) July 13, 2023
東京電力福島第1原発から出た処理水の海洋放出をめぐり、韓国の最大野党「共に民主党」の国会議員らが2023年7月12日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見した。
会見には、立憲民主党の阿部知子衆院議員も同席。阿部氏が事務局長を務める超党派の議員連盟「原発ゼロ・再エネ100の会」の有志が韓国側と共同声明を出したためだ。現時点で賛同しているのは阿部氏を含む8人だが、今後は人数を増やしていきたいとしている。
中略
日韓議員による共同声明も公表された。声明では、海洋放出が環境に与える影響の評価が不十分だとして、
「今後とも環境への評価は日本政府の依頼によるIAEA以外にも広く環境関係の専門機関の意見も聞いて、十分分析、検討されねばならないと考える。韓日両国議員がより良い韓日関係構築を展望しながら、現世代だけでなく両国民の未来世代のために、日本政府に海洋放流計画中止を要求し、 韓日両国議員は多様な国際連帯を通じてこの問題を解決するために全力で努力する」
としている。
韓国側からは、会見に出席した2人を含む11人が名を連ねた。日本側は、記載順に近藤昭一（立憲）、篠原孝（同）、 原口一博（同）、 阿部知子（同）、櫛渕万里（れいわ）、大河原雅子（立憲）、福島瑞穂（社民）、大椿裕子（同）の8議員だ。共同声明は日本語版と英語版が配られ、日本語版が7月11日付けで日本側の議員は4人しか名前がないのに対して、英語版は7月12日付けで8人が載っている。阿部氏によると、7月12日朝に名前を連ねる事が決まった議員もいるという。急ごしらえの声明で、阿部氏は
「現時点で共同合意に同意する人は、まだ始まったばかりなので8人。その後、私たちの国会からさらにメンバーを増やす予定で、今後は私たち側と韓国側、その他の国から参加して定期的にズーム会議を開く。まだ始まったばかりだ」
などとあいさつした。
れいわ新選組は山本代表が海洋放出を反対している立場なのでいいのかもしれないが、立憲民主党はどうなのだろうか？海洋放出について、岡田幹事長は「科学的には一応答えは出ている。政治的にそれを利用するようなことはあってはならないことだと思っている」と述べている。泉代表は共同声明に所属議員が加わったことに「ちょっと私も詳細、どういう経緯でそうなったかというところの報告までは今まだ受けていない状況だ」と困惑しているようだ（参考）。立憲民主党は「「関係者の理解」なきままの放出は「誤り」」としていて、地元や関係者に丁寧に説明し、理解を得ることを要求している。しかし、会見に賛同した議員らの行動は「関係者の理解」を得るどころか、理解を遠ざけることにならないだろうか。また、ネット上では風評被害が拡大することが懸念されている。
ネットの反応
反原発はもはやカルト宗教です。教義のためなら風評も肯定します。彼らとその信者は、不合理な原発停止とFITにより、日本国民に対して少なくとも数十兆円にも及ぶ莫大な被害を等しく与えてきました。「原発ゼロ・再エネ100の会」のようなカルト教団にこそ解散命令が妥当ですhttps://t.co/etElTY4Q0H
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) July 13, 2023
議員辞めろ
科学リテラシーの欠けらも無い。