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英国のTPP加入が正式承認。中国念頭に「威圧的な対応の国や、法令順守の対応が取れないところはダメ」⇒中国、課題指摘の放送を遮断




TPPの参加国による閣僚会議が16日に開かれ、英国がTPP初の新規加入国に正式に承認された。台湾と中国も加入を目指しているが、後藤茂之TPP担当相は「威圧的な対応の国・地域や、法令順守に的確な対応をしていないところは対象にできないことで合意した」と述べた。

後藤茂之経済再生担当相は16日、環太平洋連携協定(TPP)に加入申請する国・地域について、「威圧的な対応の国・地域や、(ルールに基づく貿易といった)法令順守に的確な対応をしていないところは対象にできないことで合意した」と述べた。

貿易相手国に圧力をかける中国が念頭にあるとみられる。

引用元 TPP「威圧国は対象外」 中国念頭に 後藤再生相

日本の各マスコミが取り上げ報じていて、NHKも「特に中国については、国有企業への優遇措置やデータ流通の規制などがTPPの基準に適合していない可能性があり、日本は慎重な姿勢を示しています」と報じた(参考)。NHK海外放送のニュース番組でも中国が続ける国有企業への優遇措置や新疆ウイグル自治区での人権問題などを指摘した内容を放送したようだが、中国では当局の検閲が入ったようで、放送が遮断されたという。

中国で16日、中国の環太平洋連携協定(TPP)加盟に向けた課題を指摘するNHK海外放送のニュース番組が約3分にわたり遮断され、カラーバーと「信号異常」を示す画面に切り替わった。当局が検閲したもようだ。

番組では中国のTPP加盟のハードルとして、中国が続ける国有企業への優遇措置や新疆ウイグル自治区での人権問題などを挙げた。

引用元 中国、TPPのNHK放送遮断 加盟へ課題指摘、検閲か

問題に向き合おうとしていないどころか、海外の懸念を隠蔽し、国民に伝えようともしないこの態度は問題だ。このようなことをしていて受け入れられるはずがない。中国は本当はTPPに入るのが目的でなく、台湾の加入の妨害をしたいだけではないか?とも思えてきている。新規加入するには全加盟国の承認が必要で、加盟国の中には中国を支持している国もあり、中国が承認されなければ、それらの国が台湾を承認しないこともあり得る。

ネットの反応

中国政府がTPP加入に関して指摘されている課題を解決・対応しようとしていないことの表れだと思う。
日本は目先の利益に惑わされず、TPPの理念やルールを変えず、ルールに従わない国の加入は認めては行けない
そうしないとTPPのルールを各国が守らなくなり、TPP自体が維持存続していかないと思う。
この様に都合が悪い話をブラックアウトすることが常態化している中国ですが、人民にとっては、本来の正しい情報がもたらされず、政府によって歪曲された情報ばかり知らされ続ければ、敵対心は増幅し、誤った認識のまま暴挙に及ぶかも知れないと思うと、安全保障上、懸念は尽きませんね。
このような事をしている限りは、TPPに絶対的に加盟出来ないのを理解してる?
TPPは加盟国全部の賛成がないと加盟不可なのだから、中国が加盟出来ない最大の理由を、自らが証明してしまっているよね。
こんなんしてるならTPP参加など夢のまた夢。
開かれた貿易などできんでしょ。







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