立憲民主党・長妻政調会長「(処理水について)風評被害を払拭する努力が足りない!」→御党所属議員の「海洋環境の汚染につながることは必至」等の言動は問題なしなの???
今回に行われる福島第一原発の処理水の海洋放出。この海洋放出をめぐり国際原子力機関は「国際的な安全基準に合致」しているとする報告書を岸田総理に手渡した。
科学的な問題をクリアにした岸田総理だが、今度は風評被害が深刻だ。中国、韓国、そして我国の一部の野党議員が風評被害をまき散らしているのだ。
この処理水の海洋放出に関連する予算は昨年の11月に2つの基金あわせて800億円と報道され、うち風評被害対策には300億円の基金が使われるとされている。(参考)
一部野党の国会議員が風評被害をまき散らし、その風評被害対策で税金投入。風評被害をばらまく一部野党の国会議員は百害あって一利なしだ。
風評被害対策を訴えても、ばらまく議員ら
処理水の海洋放出を政治問題化しようとしている中国と韓国。その動きに呼応するのが一部野党の議員だ。
長妻政調会長は20日の記者会見で、処理水放出について「風評被害を払拭する努力が足りない」として反対する考えを示した。
(中略)
立民の阿部知子氏は、日本外国特派員協会での記者会見にも同席した。共同声明は、放出を「海洋環境の汚染につながることは必至」などとしている。国際原子力機関(IAEA)が人や環境への影響は「無視できるレベル」とした調査報告書に照らしても、根拠のない内容だ。
(出典 衆議院)
立憲民主党の長妻政調会長は、風評被害を根拠に海洋放出に反対するようだ。百歩譲って、長妻政調会長の主張を認めるとしても、立憲民主党に所属する議員が風評被害をまき散らしていることについて気が付いていないのか。
立憲民主党の阿部氏の行動について国民民主党の榛葉幹事長が記者会見で厳しく批判している。
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は21日、会見で、(中略)「個人の政治家が何を言おうと勝手ですけど、これが風評被害を拡散している」と批判した。その上で韓国、中国の原発が排出する放射性物質は「(福島の)2倍も3倍もの量を排出している。韓国の処理水は安全で、その3分の1の福島の処理水は危ないぞ、というのは少し残念を通り越して、違う感情が沸く」と反発した。
(出典 参議院)
榛葉幹事長の目から見ても、風評被害をまき散らしていると見えるのだ。
風評被害を生むから海洋放出反対。その一方で所属議員が風評被害をまいている立憲民主党。この政党のガバナンスは一体どうなっているのか。
この政党は話せば話すほど矛盾に満ちていると言わざるを得ない。
立憲民主党が我国の政党であるなら、所属議員への対応を含めて、少しでも風評被害が減るように動いてもらいたい。