馳知事、韓国産「ルビーロマン」酷評「一体どこがRubyなのか?」「こんなブドウがルビーロマンを名乗っていることが理解できない」
石川県が14年をかけて開発した高級ブドウ「ルビーロマン」が韓国に流出し、不当に商標登録され、韓国内で流通している。品種保護の出願が遅かったために韓国内でも生産される状況だ。
そのルビーロマンだが、韓国を訪問中の石川県の馳浩知事が韓国産のルビーロマンを試食したところ、とてもルビーロマンと言えるような代物ではなかったとのことだ。
韓国を訪問していた石川県の馳浩知事は、現地で県産高級ブドウ「ルビーロマン」と同名のブドウを試食し、味、外観とも格段に低品質だったとする感想を自身のブログに掲載した。「味は水っぽいし、色は薄く、一体どこがRubyなのか?」と酷評している。
馳知事は2日から4日まで訪韓。1日にソウル近郊のスーパーで購入した2房中、1房を2日に試食した。県によると、ラベルにはハングルで「国産ルビーロマン」と記され、価格は日本円で1房(500グラム)約2000円。
知事はブログで「不揃(ぞろ)いで、粒と粒の間に隙間があるし(略)ハリも艶もない。似て非なるシロモノ。こんなブドウがルビーロマンを名乗っていることが理解できない」と不快感を示した。
「当時の石川県の水際作戦が行き届いていなかった」と流出を悔しがる一方、「本物のルビーロマンを韓国の生産者や消費者に食べさせてあげたい」とも書いている。
「ルビーロマン」は今夏、金沢市場の初せりで1房160万円(税別)と最高値を更新した。同名で販売されている韓国のブドウは昨年、県の調査で県産と遺伝子の一致が判明。苗木が流出したとみられている。
馳知事のブログ
韓国産ルビーロマン似て非なる味
〜県庁職員にお願いして手に入れてもらった韓国産ルビーロマン。味わってみたら、期待外れでがっかり😞そもそも当時の石川県の水際作戦が行き届いていなかったが故に、韓国でいつのまにか石川県ブランド規格に合わない商品が勝手に商標登録されてしまった。こんなルビーロマンが流通していること自体が疑問でならない。味は水っぽいし、色は薄く、一体どこがRubyなのか?そして不揃いで、粒と粒の間に隙間があるし、大きさも揃ってなくて、表皮のハリも艶もない。似て非なるシロモノ。こんなブドウ🍇がルビーロマンを名乗っている事が理解できない。石川県産の本物のルビーロマンを、韓国の生産者や消費者に食べさせてあげたい。これが本場のルビーロマンなんだよ、と。
これまでもイチゴやマスカットなど、多くの日本の高級果物が韓国に流出している。中国経由で購入したり、韓国の農家が日本から持ち帰ったとか様々な方法で流出している。以前、シャインマスカットも日本のものとは全然違うという話を聞いたことがあるが、種や苗を持ち帰って植えたからといって、日本の果物が再現されるわけではない。まさに丹精込めて育てた結果、世界に誇る味の果物が出来る。とはいえ、品質が全く違うからと言って看過していい問題ではない。
ネットの反応
本当に美味しかった
日本の果物は高いと言うが
この品質はやはり世界一だと思う
いくら流出しようが簡単に真似出来る
栽培方法ではないのだろう
というよりも、政府は種苗法の取締り強化に加えて国際特許に対する行動を積極的に行い日本の国益を守るべきだ。
流出の対策は国や自治体含め全力で食い止める必要があります。
長年培ったノウハウをお金で得ようとする輩が日本周辺には2.3国あります。
流出させる一部の金に目の眩んだ国内業者への取り締まりも強化し重罪化させなければなりません。
日々努力しておられる農家の方の想いを踏みにじる行為は許せません。
新品種の開発はお金、時間、労力、根気強さを要します。
簡単に苗を流出させたり、流出した後の対応があまりにも緩すぎて。日本の農家さんのモチベーションが削られています。
同じことが繰り返されないよう、国際裁判にでも持ち込んで欲しいですね。